研究課題/領域番号 |
19K20940
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補助金の研究課題番号 |
18H05744 (2018)
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研究種目 |
研究活動スタート支援
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配分区分 | 基金 (2019) 補助金 (2018) |
審査区分 |
0109:教育学およびその関連分野
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研究機関 | 立教大学 |
研究代表者 |
川平 英里 立教大学, グローバル教育センター, 教育研究コーディネーター (10821473)
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研究期間 (年度) |
2018-08-24 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2019年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2018年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
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キーワード | 正課外教育 / 国際教育交流 / 担当教職員 / 協働 / 多文化間共修 / 学内の国際化 / 共修 |
研究開始時の研究の概要 |
社会の急速なグローバル化に伴い、大学内のあらゆる教育実践の中で国内・国際学生が協働を通じて学び合う機会の創出と、その質・質の拡充が求められている。一方、これに関する正課外(授業外)での取り組みについての調査研究は未だ個別事例調査が主流であり、包括的視点からの検討は不十分である。本研究では、担当する大学教職員を対象とする調査等を通じて正課外での国際交流における「多様な学生の協働」の現状と課題を明らかにし、実践における要点を整理する。
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研究成果の概要 |
本研究では、日本国内の複数大学における正課外の国際教育交流に焦点を当てた調査を実施することで、学生の多文化間能力の育成に寄与する正課外交流活動の要点を明らかにすることを目指した。本研究では文献調査及び担当教職員を対象とした聞き取り調査を実施し、以下に記す主な成果を得た。①正課外の国際教育交流活動の変遷と傾向を整理検討した。②担当教職員の捉える正課外の国際教育交流の意義と課題を明確化した。③正課外の国際教育交流における国内・国際学生の協働の様相について、教職員の認識に着目して探究した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究では国内7大学の担当教職員の協力を得て調査を実施し、正課外国際教育交流の現状と課題について検討した。個別事例検討が中心であった正課外での国際交流活動において、研究上の新たな着眼点を提示した。また、正課外国際交流活動において国内・国際学生が対等に関わりながら活動を共に創り上げる「協働」の成立とその質向上が志向されている現状の一端を明らかにした本研究結果は、大学での多文化間能力育成に資する一つの教育的機会としての正課外交流活動の可能性を示した。
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