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子どもの自殺予防教育に関する研究~子どもの主観的健康観(感)の調査を通して~

研究課題

研究課題/領域番号 19K20944
補助金の研究課題番号 18H05748 (2018)
研究種目

研究活動スタート支援

配分区分基金 (2019)
補助金 (2018)
審査区分 0109:教育学およびその関連分野
研究機関高知大学

研究代表者

岡田 倫代  高知大学, 教育研究部人文社会科学系教育学部門, 教授 (50587433)

研究期間 (年度) 2018-08-24 – 2020-03-31
研究課題ステータス 完了 (2019年度)
配分額 *注記
1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2019年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
キーワード主観的健康感 / 自殺予防 / 相談対象 / 抑うつ / コミュニケーション / 子ども / 主観的健康観(感) / 基本的生活習慣 / 自傷 / ハイリスク児 / 自殺
研究開始時の研究の概要

子どもの主観的健康観(感)を把握するためのツールを開発し、アンケート調査により子どもの主観的健康観(感)を明らかにする。また抑うつや困ったときの相談対象等との関連について分析する。
調査結果を踏まえて、児童生徒に関わる教師が簡単にできる自殺予防のための講座パッケージを開発し効果測定を実施する。効果測定で得られたデータを踏まえて、より有効な講座パッケージを完成させる。

研究成果の概要

日本の子どもの自殺予防を推進するために、子どもたちに多く関わる教職員を含む関係者にとって分かり易い主観的健康観(感)を把握するためのツール(「からだのお天気」と「こころのお天気」シート)を開発し、小・中学校及び高等学校の児童生徒6,421名を対象に、主観的健康観(感)の実態把握をした。その結果、小学生より中学生、中学生より高校生が低いことが明らかとなった。また抑うつや子どもの日常生活との関連も見出された。子どもの主観的健康観(感)を高めるためには、コミュニケーションを中心にした介入の必要性が示されたが、実施時期や期間及び内容の精選の必要性が示された。

研究成果の学術的意義や社会的意義

子どもの自殺予防を推進するために、子どもたちに分かり易い主観的健康観(感)を把握するためのツール(「からだのお天気」と「こころのお天気」シート)を開発したことで、教職員を含む関係者が、いち早く子どもの心身の状態に気づけるきっかけになった。また子どもの抑うつや日常生活の様子も捉えられ、子ども自身が自分の心身の状態を客観視できるツールでもあり、自殺予防の一助となりうると考える。

報告書

(3件)
  • 2019 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2018 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて 2019

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] 高校生の規範意識と主観的健康観との関連について―全日制と定時制との差に焦点を当てて―2019

    • 著者名/発表者名
      岡田倫代
    • 学会等名
      日本生徒指導学会第20回記念鳴門大会
    • 関連する報告書
      2019 実績報告書

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公開日: 2018-08-27   更新日: 2024-03-26  

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