研究課題/領域番号 |
19K21093
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補助金の研究課題番号 |
18H05926 (2018)
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研究種目 |
研究活動スタート支援
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配分区分 | 基金 (2019) 補助金 (2018) |
審査区分 |
0303:土木工学、社会システム工学、安全工学、防災工学およびその関連分野
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研究機関 | 公益財団法人豊田都市交通研究所 |
研究代表者 |
坪井 志朗 公益財団法人豊田都市交通研究所, その他部局等, 研究員 (90823881)
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研究期間 (年度) |
2018-08-24 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2019年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 将来都市構造 / 人口分布 / パーソントリップ / 可視化 / 立地適正化計画 / パーソントリップ調査 / コンパクトシティ / マスタープラン / 交通計画 / PT調査 / 行政計画 |
研究開始時の研究の概要 |
本研究では、地方都市を対象とし、都市将来像を交通動向や都市計画の分野から分析を行ったうえで、様々な将来都市構造を可視化できる「将来都市構造可視化シミュレーションツール」の開発を行い、地域特性を考慮したコンパクトシティを検討することで、将来像として共通した都市構造を持てる仕組みを模索している。
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研究成果の概要 |
愛知県豊田市を対象に、100mメッシュの将来人口や将来鉄利用者数の分布を推計した。 また、将来都市構造可視化シナリオを複数設定し、人口集約拠点の位置や人口集約数によって、鉄等利用者数に大きな違いが出ることを指摘した。 さらに、設定したシナリオのみならず、様々な将来像を検討できる、「将来都市構造可視化シミュレーションツール」を開発し、本ツールを用いた将来像の検討手法の有効性について明らかにした。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
現在の将来像の設定方法として、自治体が将来像について検討・設定したものを市民に提示し、説明会やパブリックコメント等で市民との合意形成を図り、必要であれば修正することで、目標とする将来像を設定している。本研究では、構築したシミュレーションツールを使うことで、市民と話し合い、相談しながら将来像を検討・設定することで、行政や市民、企業と共通した将来像イメージを持てる仕組みを提案している点に社会的意義がある。
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