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イソフラボンの新たな子宮内膜症治療薬としての分子基盤の確立

研究課題

研究課題/領域番号 19K21116
補助金の研究課題番号 18H05961 (2018)
研究種目

研究活動スタート支援

配分区分基金 (2019)
補助金 (2018)
審査区分 0403:人間医工学およびその関連分野
研究機関京都府立医科大学

研究代表者

高岡 宰  京都府立医科大学, 医学(系)研究科(研究院), 助教 (20826036)

研究期間 (年度) 2018-08-24 – 2020-03-31
研究課題ステータス 完了 (2019年度)
配分額 *注記
2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
キーワードイソフラボン / 子宮内膜症 / エストロゲンレセプター / 子宮内膜症治療薬 / アグリコン型イソフラボン / サプリメント
研究開始時の研究の概要

ダイゼインリッチイソフラボンアグリコン(DRIAs)の子宮内膜症に対する効果および作用機序の解析を行う。DRIAsはサプリメントで、イソフラボンの一種であるダイゼインが豊富に含まれており、副作用の報告なく女性のヘルスケア領域で注目されている。研究代表者は子宮内膜症においてDRIAsが細胞増殖を抑制することおよび抗炎症作用を持つことを明らかにした。本研究ではDRIAsの子宮内膜症に対する細胞増殖抑制効果および抗炎症作用の解析をさらに進め、新たな治療薬としての基盤を確立させる

研究成果の概要

本研究ではダイゼインリッチイソフラボンアグリコン(DRIAs)の子宮内膜症に対する効果および作用機序の解析を行う。DRIAsはサプリメントで、副作用の報告なくホットフラッシュの症状を軽減するなど女性のヘルスケア領域で注目されている。イソフラボンはエストロゲン作用もしくは抗エストロゲン作用を持つとされているが、子宮内膜症に対しての効果は明らかではなかった。研究代表者は子宮内膜症においてDRIAsが細胞増殖を抑制することおよび抗炎症作用を持つことを明らかにした。本研究ではDRIAsの子宮内膜症に対する細胞増殖抑制効果および抗炎症作用の解析をさらに進め、新たな治療薬としての基盤を確立させる。

研究成果の学術的意義や社会的意義

DRIAsは,代表的なイソフラボンアグリコンであるダイゼイン,ゲニステイン,グリシテインを7:1:2の割合で含有している。本研究ではDRIAsの子宮内膜症の細胞増殖抑制を確認した。次に単体イソフラボンで増殖抑制を検討したが、いずれも増殖抑制を認めなかった。この結果からDRIAsのイソフラボンアグリコンの成分構成の比率が子宮内膜症の治療として有効な可能性あると考えられる。さらに3つの主な構成成分であるイソフラボンアグリコンのアロステリックな相互作用としての結果が細胞増殖抑制や抗炎症作用を発揮していると示唆される。この点を重点的に研究を進めている。

報告書

(3件)
  • 2019 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2018 実績報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて 2020 2018

すべて 学会発表 (2件)

  • [学会発表] ダイゼインリッチイソフラボンアグリコンは子宮内膜症性嚢胞を縮小しVASを改善する2020

    • 著者名/発表者名
      髙岡 宰
    • 学会等名
      日本エンドメトリオーシス学会
    • 関連する報告書
      2019 実績報告書
  • [学会発表] 子宮内膜症に対するダイゼインリッチイソフラボンアグリコン(DRIAs)の治療効果-エストロゲンレセプターを介しての子宮内膜症間質細胞増殖抑制-2018

    • 著者名/発表者名
      高岡 宰
    • 学会等名
      第91回日本内分泌学会学術総会
    • 関連する報告書
      2018 実績報告書

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公開日: 2018-08-27   更新日: 2024-03-26  

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