研究課題/領域番号 |
19K21233
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補助金の研究課題番号 |
18H06115 (2018)
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研究種目 |
研究活動スタート支援
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配分区分 | 基金 (2019) 補助金 (2018) |
審査区分 |
0801:薬学およびその関連分野
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研究機関 | 東京理科大学 |
研究代表者 |
大塚 裕太 東京理科大学, 薬学部生命創薬科学科, 助教 (10822520)
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研究期間 (年度) |
2018-08-24 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 医薬品情報 / 共結晶 / ケモメトリックス / 界面 / 結晶多形 / ビッグデータ解析 / 機械学習 |
研究開始時の研究の概要 |
医薬品創薬,製剤物性の向上を目的に,医薬品テキストデータ(Dry)と物理化学的データ(Wet)を組み合わせた,DWH型ビッグデータから共結晶化シード化合物探索法の開発と共結晶化メカニズム解析および物性変化の実験的検証を行う。また、メカノケミカル合成法における共結晶の晶析速度の解析を行う。創薬探索法の新しい手法として応用例を示すことで,新薬開発やケモメトリックス,ケモインフォマティクス分野の進歩に貢献する。
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研究成果の概要 |
医薬品創薬,製剤物性の向上を目的に,ビッグデータから共結晶化シード化合物探索法の開発と共結晶化メカニズム解析および物性変化の実験的検証を行う。また、合成されたカフェインシュウ酸共結晶における温度応答性についての解析を行う。創薬探索法の新しい手法として応用例を示すことで,新薬開発やケモメトリックス,ケモインフォマティクス分野の進歩に貢献する。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
医薬品候補化合物の溶解性の低さなどの物理化学特性がしばしば製剤化の断念につながり,このことが医薬品開発の遅れの一因になっている。この問題の解決法の1つに,医薬品候補化合物の共結晶化による溶解性の改善やバイオアベイラビリティーの向上が提案されている。共結晶は2つ以上の化合物が水素結合により,特性が変化することが知られている。しかし,組み合わせについては未解明な点が多く,非効率的なスクリーニングが現状である。この問題を解決するために,共結晶の水素結合ネットワーク形成による結晶の変化や物理化学的特性変化を分光や熱分析などの測定データから機械学習による詳細な物理化学情報の抽出を報告した。
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