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肝腫瘍画像診断の標準化法における病理組織学的根拠の確立とテクスチャ解析の応用

研究課題

研究課題/領域番号 19K21270
補助金の研究課題番号 18H06160 (2018)
研究種目

研究活動スタート支援

配分区分基金 (2019)
補助金 (2018)
審査区分 0901:腫瘍学およびその関連分野
研究機関金沢大学

研究代表者

五十嵐 紗耶  金沢大学, 医学系, 助教 (00824913)

研究期間 (年度) 2019-04-01 – 2024-03-31
研究課題ステータス 完了 (2023年度)
配分額 *注記
2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
キーワード肝腫瘤 / 画像診断 / LI-RADS / 肝腫瘍 / 標準化診断法 / 肝細胞癌 / 画像解析 / 標準化画像診断法 / 病理学的エビデンス / テクスチャ画像解析 / 病理組織学的エビデンス / 肝腫瘍画像診断 / 病理組織像との対比
研究開始時の研究の概要

肝腫瘍の画像診断においては、読影者の主観的な評価に頼る面も多く、読影者間で所見の解釈に相違が生じる場合も多くあるのが現状であり、高い水準の標準化画像診断法が求められる.今回の研究では、現在北米で普及され始めている診断基準を礎に、肝腫瘍の画像診断で重要となる個々の画像所見に対して病理組織像との詳細な対比を行うことで病理学的なエビデンスを確立をめざし、さらには,テクスチャ画像解析による定量的な評価を加えることで、より客観的な画像診断基準を見いだすことを目的とする。

研究成果の概要

現在北米で普及している診断基準(LI-RADS)にふくまれる画像所見項目を中心に、肝腫瘤のCT/MRI画像に対して評価をおこなった。肝腫瘍の病理組織学的診断、腫瘍被膜の有無、被膜浸潤の有無などを組織学的に評価し、画像所見との比較検討を追加した。今回特に注目した、LI-RADSのAncillary featureであるnon-enhancing capsuleはMajor featureであるEnhancing Capsuleとあわせて評価することで肝細胞癌の診断感度の向上、組織学的な腫瘍被膜の有無の評価における感度の上昇に寄与することが示唆された。

研究成果の学術的意義や社会的意義

北米より普及されてきたLiver Imaging Reporting and Data System(LI-RADS)は肝腫瘤の画像診断の標準化を目的の一つに作られた診断基準であるが、使用される項目内容の一部は未だ科学的根拠は曖昧な経験的知見に基づく項目も含まれている。今回の研究成果は、肝腫瘤の画像診断における重要な画像所見において、病理所見との対比を含めたよりしっかりとした科学的根拠の確立への一助となることが期待できる。

報告書

(7件)
  • 2023 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2022 実施状況報告書
  • 2021 実施状況報告書
  • 2020 実施状況報告書
  • 2019 実施状況報告書
  • 2018 実績報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて 2019

すべて 学会発表 (2件)

  • [学会発表] Evaluation of Non-enhancing “capsule” in hepatic nodules andthe role in categorization with Liver Imaging Reporting and Data System(LI-RADS) version 20172019

    • 著者名/発表者名
      五十嵐紗耶
    • 学会等名
      日本医学放射線科学会
    • 関連する報告書
      2019 実施状況報告書
  • [学会発表] 肝腫瘤におけるnon-enhancing “capsule”所見の評価:LI-RADS v2017への応用2019

    • 著者名/発表者名
      五十嵐紗耶
    • 学会等名
      日本医学放射線科学会総会
    • 関連する報告書
      2018 実績報告書

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公開日: 2018-08-27   更新日: 2025-01-30  

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