研究課題/領域番号 |
19K21298
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補助金の研究課題番号 |
18H06193 (2018)
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研究種目 |
研究活動スタート支援
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配分区分 | 基金 (2019) 補助金 (2018) |
審査区分 |
0902:内科学一般およびその関連分野
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
金子 英弘 東京大学, 医学部附属病院, 特任講師 (70468510)
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研究期間 (年度) |
2018-08-24 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 経カテーテル大動脈弁留置術 / 大動脈弁狭窄症 / 心不全 |
研究開始時の研究の概要 |
重症大動脈弁狭窄症(Aortic Stenosis; AS)に対して経カテーテル大動脈弁留置術(Transcatheter Aortic Valve Implantation; TAVI)を施行している全国約30施設による多施設共同前向き研究であり、各施設で試行したTAVI症例の術前データおよび周術期データ、そして慢性期の臨床経過を集めることで、TAVI施行後の予後規定因子を明らかにする。
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研究成果の概要 |
当初の計画通り、2021年3月までに、重症大動脈弁狭窄症に対して、経カテーテル大動脈弁留置術施行症例の登録症例数が1,000症例に到達したため、研究への登録を終了いたしました。現在は、この1,000症例の長期予後データを収集しております。治療後1年のデータが集積した段階で、参加施設から募った研究計画に則って、登録データの統計解析を行い、論文化を行う予定にしております。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
大動脈弁狭窄症は主に高齢者に発生する疾患で、進行すれば、心不全や突然死などの転帰をたどる予後不良な疾患です。世界に類を見ない超高齢社会となった本邦において、大動脈弁狭窄症の症例も年々増加しています。大動脈弁狭窄症に対する低侵襲治療である経カテーテル大動脈弁留置術(TAVI)のリアルワールドデータである今回のレジストリー研究は、実臨床に役立つ多くの学術的知見をもたらすのみならず、本邦の高齢者に対する循環器治療の有り様についても多くの情報を与える社会的意義のある研究であると考えています。
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