研究課題/領域番号 |
19K21302
|
補助金の研究課題番号 |
18H06197 (2018)
|
研究種目 |
研究活動スタート支援
|
配分区分 | 基金 (2019) 補助金 (2018) |
審査区分 |
0902:内科学一般およびその関連分野
|
研究機関 | 徳島大学 |
研究代表者 |
藤田 浩司 徳島大学, 病院, 特任助教 (80601765)
|
研究期間 (年度) |
2018-08-24 – 2020-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
|
配分額 *注記 |
2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
|
キーワード | ジストニア / 磁気共鳴画像 / 拡散テンソル画像 / ネットワーク / 大脳白質 / 主成分分析 |
研究開始時の研究の概要 |
ジストニアの診断は主に症候学に依拠し、臨床医によるばらつきが大きい。そのため診断に活かせる客観的なマーカーが求められている。ジストニアでは白質微細構造においてネットワークレベルの変化が生じており、それを診断に活用できる可能性を着想した。本研究ではMRI拡散テンソル画像に主成分分析のアルゴリズムを応用し、ジストニアを特徴づける白質微細構造ネットワークを解明し、診断に役立つ画像バイオマーカーを開発する。
|
研究成果の概要 |
ジストニアの診断は主に症状によるため、臨床医によるばらつきが大きいことが課題である。そのため、診断に活かせる客観的なマーカーが求められ、磁気共鳴画像(magnetic resonance imaging: MRI)の活用が期待されている。本研究ではMRIを用いて、ジストニアに関連する神経線維構造ネットワークの解明に取り組んだ。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究では、拡散テンソル画像データに多変量解析法を用いて白質微細構造ネットワークの検出を試みた。本研究はジストニア患者を対象としたが、その解析法はアルツハイマー病やパーキンソン病など他の神経疾患にも広く応用可能と見込まれることから、本研究の成果は神経画像バイオマーカーの開発に大きく貢献しうる。
|