研究課題/領域番号 |
19K21374
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補助金の研究課題番号 |
18H06285 (2018)
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研究種目 |
研究活動スタート支援
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配分区分 | 基金 (2019) 補助金 (2018) |
審査区分 |
0907:口腔科学およびその関連分野
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研究機関 | 福岡歯科大学 |
研究代表者 |
加我 公行 福岡歯科大学, 口腔歯学部, 助教 (50824083)
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研究期間 (年度) |
2018-08-24 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | マイクロ・ナノパターン / ナノインプリント / 骨芽細胞 / 上皮細胞 / 再生医療 / チタン / PLGA / 細胞培養 / Cell culture / ナノパターン / 間葉系幹細胞 / 表面性状 |
研究開始時の研究の概要 |
マイクロ・ナノパターン構造を持つ生体材料が細胞の接着・形態・分化に影響を及ぼすことを発見し,報告してきた.しかし,材料の表面性状が細胞に与える分子生物学的メカニズムは解明されていない.そのメカニズムを解明することは,種々の目的に適応し多様な分野に応用可能な生体材料の開発に繋がる.
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研究成果の概要 |
マイクロ・ナノ構造が細胞に与える影響の検索を行った.ナノインプリント法を用いることで,パターン化チタンシート及びPLGAシートを作製することに成功した.異なるマイクロ・ナノパターンの表面上で骨芽細胞,上皮細胞が異なる細胞応答を示した.今後,このパターンが細胞種の違いに与える影響を利用することで,再生医療へのさらなる可能性が期待される.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
ナノインプリント法を利用することで,異なるマイクロ・ナのパターンを付与した生体材料の作製法を可能とした.これにより安価で用意に生体材料への表面性状を可能とした. 作製されたマイクロ・ナノパターンを付与した生体材料で培養した細胞は,パターンの形状で異なる細胞応答を示した.本研究成果は,種々の目的に適応し多様な分野に応用可能な生体材料の開発に繋がる.
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