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口腔癌転移リンパ節節外進展における分子メカニズムの解明

研究課題

研究課題/領域番号 19K21410
補助金の研究課題番号 18H06326 (2018)
研究種目

研究活動スタート支援

配分区分基金 (2019)
補助金 (2018)
審査区分 0907:口腔科学およびその関連分野
研究機関大阪大学

研究代表者

森田 祥弘  大阪大学, 歯学部附属病院, 医員 (30590517)

研究期間 (年度) 2018-08-24 – 2020-03-31
研究課題ステータス 完了 (2019年度)
配分額 *注記
2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
キーワード口腔癌 / リンパ節転移 / 節外進展 / 頸部リンパ節転移
研究開始時の研究の概要

口腔扁平上皮癌の頸部リンパ節転移において、節外進展の有無はその予後に対する重要な因子であることが知られている。しかしながら、リンパ節転移巣において節外進展を制御している分子メカニズムは未だ明らかにされていない。本研究ではリンパ節転移巣に着目し、臨床検体やリンパ節転移動物実験モデルを用いて、リンパ節転移巣における節外進展に関わる因子を同定する。また、転移病巣内の血管やリンパ管、免疫細胞などを含めた微小環境との相互作用を解析し、節外進展の分子メカニズムの詳細を明らかにすることにより、リンパ節転移を制御する新たな治療法の開発を目指す。

研究成果の概要

口腔扁平上皮癌の頸部リンパ節転移において、節外進展の有無はその予後に対する重要な因子であることが知られている。しかしながら、リンパ節転移巣において節外進展を制御している分子メカニズムは未だ明らかにされていない。本研究では、臨床検体を用いた解析と、蛍光たんぱく質でラベルした口腔癌細胞株をヒト口腔癌細胞だけでなく、マウス癌細胞でも樹立し、それらを用いた口腔癌のリンパ節転移モデルを用い、解析を行った。本研究により確立されたモデル動物と口腔癌の臨床検体での解析を併用することは、口腔癌転移リンパ節節外進展の分子メカニズム解明と新しい分子標的治療の開発に貢献すると確信する。

研究成果の学術的意義や社会的意義

口腔癌の頸部リンパ節転移における節外進展に関しては、臨床検体を用いた疫学的研究を中心に多くの研究がなされてきたが、その分子生物学的メカニズムに関する研究はほとんどなされておらず、国内外において報告がない。本研究成果により免疫不全マウスだけでなく正常な免疫を有したマウスでのモデルを用いることが可能となり、さまざまな状況下での転移リンパ節と原発巣の解析を臨床検体ならびに動物実験モデルを用いて分子生物学的なアプローチで解析することが可能となった。本研究により得られた成果は、リンパ節転移における節外進展のメカニズムを解明するとともに口腔癌転移の制御に向けた基礎的知見となることが期待される。

報告書

(3件)
  • 2019 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2018 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて 2019

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] 舌扁平上皮癌のリンパ節転移におけるFibronectin発現に関する免疫組織学的検討2019

    • 著者名/発表者名
      高山 峻
    • 学会等名
      第64回公益社団法人日本口腔外科学会総会・学術大会
    • 関連する報告書
      2019 実績報告書

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公開日: 2018-08-27   更新日: 2024-03-26  

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