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カルプロテクチン誘導性炎症関連因子の産生に及ぼす高グルコースの影響

研究課題

研究課題/領域番号 19K21411
補助金の研究課題番号 18H06327 (2018)
研究種目

研究活動スタート支援

配分区分基金 (2019)
補助金 (2018)
審査区分 0907:口腔科学およびその関連分野
研究機関徳島大学

研究代表者

西川 泰史  徳島大学, 病院, 助教 (10823833)

研究期間 (年度) 2018-08-24 – 2020-03-31
研究課題ステータス 完了 (2019年度)
配分額 *注記
2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
キーワード歯周病 / 糖尿病 / カルプロテクチン / 高グルコース
研究開始時の研究の概要

糖尿病患者の歯周病は、悪化しやすく治癒しにくいことが知られているが、その明らかな原因はわかっていない。糖尿病患者の歯周病の歯周ポケット(歯と歯茎の間の溝)にカルプロテクチンというたんぱく質が明らかに多く検出されることが知られている。このカルプロテクチンをターゲット分子として糖尿病患者の歯周病の悪化のしくみを解明することで新たな治療薬の開発の一助となる研究であると考える。

研究成果の概要

カルプロテクチンは,ヒト歯肉線維芽細胞における炎症関連因子の発現を亢進させる。このことは,歯周組織での炎症反応を誘発させ,歯周炎を進行させると考えられている。歯周炎は,様々な全身性疾患と関連性があることが報告されている。特に,糖尿病患者は,重度歯周炎を発症しやすいことが知られているが,両疾患の関連性に関しては不明な点が多い。本研究では,高グルコース条件下で培養したヒト歯肉線維芽細胞にカルプロテクチンを刺激添加することで糖尿病関連歯周炎の発症機序を明らかにすることとした。

研究成果の学術的意義や社会的意義

糖尿病患者の歯周病は,進行しやすく治癒しにくいことが知られており,糖尿病関連歯周炎と呼ばれる。しかしながら,両疾患の関係性については,不明な点が多い。研究代表者の研究室では,過去にカルプロテクチンという分子が,糖尿病患者の歯周ポケット(歯と歯茎の溝)に多く検出されることを明らかにした。歯茎を構成している歯肉線維芽細胞を糖尿病患者の歯周組織を模倣した高グルコース条件下で培養し,培養液中にカルプロテクチンを添加することで糖尿病関連歯周炎の発症機序を明らかにすることとした。

報告書

(3件)
  • 2019 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2018 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて 2019

すべて 学会発表 (1件) (うち国際学会 1件)

  • [学会発表] Diabetic High-Glucose Condition Enhances Calprotectin-induced Inflammatory Responses In Gingival Fibroblasts2019

    • 著者名/発表者名
      西川泰史, 成石浩司、木戸淳一、湯本浩通
    • 学会等名
      国際歯科学会
    • 関連する報告書
      2018 実績報告書
    • 国際学会

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公開日: 2018-08-27   更新日: 2024-03-26  

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