研究課題/領域番号 |
19K21431
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補助金の研究課題番号 |
18H06348 (2018)
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研究種目 |
研究活動スタート支援
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配分区分 | 基金 (2019) 補助金 (2018) |
審査区分 |
0908:社会医学、看護学およびその関連分野
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研究機関 | 慶應義塾大学 |
研究代表者 |
佐田 みずき 慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 助教 (00822652)
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研究期間 (年度) |
2018-08-24 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 生活習慣病 / コホート研究 / 小児 / 児童 / 健康教育 |
研究開始時の研究の概要 |
「茨城県における小児期からの生活習慣病予防に関する研究:IBACHIL(Ibaraki Children's Cohort)研究」において、過去に同一対象者から収集した調査データ(3歳、6歳、12歳、22歳、27歳)をもとに、児童期の生活習慣が、その後の思春期・成人期の生活習慣病リスク因子に与える影響について解析を行う。さらに、その成果等をもとに、小中学生の将来の生活習慣病予防に向けた行動変容に繋げるための教材を開発し、小中学生への健康教育に関する保健事業の一環として、申請者がこれまで小中学校での予防対策に関わってきた地域の教育現場に提供し、学校での活用可能性を検討する。
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研究成果の概要 |
乳幼児期からの食習慣・生活習慣とその後の健康状態(特に体格)との関連について縦断的な分析を行い、その成果を国際学術専門誌に発表した。さらに、地域の教育関係者や研究協力者と意見交換をしながら、小中学生に対する健康教育において実用可能な教材として健康副読本を作成した。これを用いて、学校教諭による小中学生への健康教育が継続的に行われている。また、一地域の小中学生に対しては健康教育と同時に、児童・生徒及び保護者の食習慣の現状を把握するため質問票調査・尿検査も開始した。教育現場における継続的な健康教育、調査・検査の実施に向けて、地域の教育関係者や研究協力者と協議を進めている。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
小児期から児童期の食習慣・生活習慣が、その後の思春期・成人期の生活習慣病リスク因子に与える影響を明らかにすることは、より早期からの生活習慣病予防対策を進める上で不可欠である。また、小中学校における健康教育は、生涯を通じて健康な生活を送るための基礎を培う上で、重要な学習機会となり得る。新たな知見を取り入れた教材を用いて、健康教育を学校教育の現場で継続的に実施することは、より早期からの予防方策として、児童生徒のみならず保護者を含めた家庭への波及効果も期待される。
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