研究課題/領域番号 |
19K21518
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補助金の研究課題番号 |
18H06447 (2018)
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研究種目 |
研究活動スタート支援
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配分区分 | 基金 (2019) 補助金 (2018) |
審査区分 |
0909:スポーツ科学、体育、健康科学およびその関連分野
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研究機関 | 常葉大学 |
研究代表者 |
中井 真悟 常葉大学, 健康プロデュース学部, 助教 (10825540)
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研究期間 (年度) |
2018-08-24 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
2019年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | bone structure / hindlimb immobilization / electrical acupuncture / three point bending test / ラット大腿骨 / 鍼通電 / 運動負荷 / 電気刺激 / 関節不動装置 / 関節不動化 / 骨強度試験 / Strength |
研究開始時の研究の概要 |
成長が著しい小児期では、スポーツ外傷後の骨折治癒が成人よりも早期に起こることが広く知られているが、ギプス固定などの創外固定からリハビリ開始までの期間を短縮するための知見や、創外固定による骨量減少の予防の観点から行われた基礎研究は未だ少ない。本研究は、ギプス固定中の骨吸収の抑制およびその後の形成促進に及ぼす効果やその機序の解明することを目的として立案するに至った。
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研究成果の概要 |
骨量低減後の低強度メカニカルストレスは骨量の回復に寄与するが、それと同等の骨強度パラメータを通電刺激によって得られた。また、不動状態になると破骨細胞が活性化して骨表面に陥凹を形成し、その陥凹に応力が集中することによって骨折の起点となるが、通電刺激によって骨表面が滑沢となっている様子が観察された。以上のことから、固定から自重をかける期間まで通電刺激を加療することによって骨量減少からの回復が早まることが示唆された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
近年では医業だけでなく、医業類似行為に対しても科学的根拠が求められている。しかし、業界としては症例報告がほとんどで、研究活動が定着しておらず、エビデンスに乏しいのが現状である。この2つの学問の融和(統合医療)を通して健康科学の発展に寄与する研究を提案する必要性が高まっており、本研究を立案するに至った。
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