研究課題/領域番号 |
19K21591
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研究種目 |
挑戦的研究(萌芽)
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
超高齢社会研究
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
加藤 隆弘 九州大学, 大学病院, 講師 (70546465)
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研究分担者 |
瀬戸山 大樹 九州大学, 大学病院, 助教 (30550850)
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研究期間 (年度) |
2019-06-28 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
6,370千円 (直接経費: 4,900千円、間接経費: 1,470千円)
2020年度: 3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
2019年度: 3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
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キーワード | 社会的孤立 / ひきこもり / 血液バイオマーカー / 信頼ゲーム / アセチルコリン / ニコチン酸 / 孤独 / 社会的ひきこもり / 孤独死 / 炎症 |
研究開始時の研究の概要 |
本研究では、中高齢の健常者および中高齢うつ病患者を対象に、前向きパイロット研究として、精神医学的構造化面接、社会的孤立・孤独に関連した心理検査、各種血液検査(炎症系・代謝物など)、PC版「信頼ゲーム」など多軸的データを取得し、相関解析等により、中高齢者における社会的孤立・孤独の病態基盤、特に生物学的基盤を萌芽的に見出し、孤独対策のための将来の国家プロジェクト立案のために必要な基礎データを取得する。
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研究成果の概要 |
本研究では、中高齢のボランティア(主に健常者)および中高齢のうつ病患者を対象に、精神医学的評価、社会的孤立・孤独に関連した検査、血液検査、PC版「信頼ゲーム」など多軸的データを取得し、相関解析等を実施し、中高齢の社会的孤立に関連する因子を探る前向きパイロット研究を実施した。コロナ禍により、一部オンライン調査へ変更したが、社会的孤立に関連する因子に関してコロナ禍の影響にも鑑みて予備的同定に成功した。 今回得られた結果が、社会的孤立・孤独対策のための将来の国家プロジェクト立案の礎になることが期待される。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
社会的孤立は孤独死や社会的ひきこもりなどの社会問題に直結し、喫緊の課題であるが、打開策は見出されていない。本研究では中高齢ボランティア(健常者)および中高齢のうつ病患者を対象に、精神医学的評価、社会的孤立・孤独に関連した検査、血液検査、PC版「信頼ゲーム」など多軸的データを取得し、相関解析等を実施し、中高齢の社会的孤立に関連する因子を探る前向きパイロット研究を実施した。コロナ禍により一部オンライン調査へ変更したが、社会的孤立に関連する因子に関してコロナ禍の影響にも鑑みて予備的同定に成功した。今回の結果が、社会的孤立対策のための将来の国家プロジェクト立案の礎になることが期待される。
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