研究課題/領域番号 |
19K21628
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研究種目 |
挑戦的研究(萌芽)
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
中区分2:文学、言語学およびその関連分野
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研究機関 | 東京外国語大学 |
研究代表者 |
荒川 慎太郎 東京外国語大学, アジア・アフリカ言語文化研究所, 准教授 (10361734)
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研究分担者 |
澤田 英夫 東京外国語大学, アジア・アフリカ言語文化研究所, 教授 (60282779)
永井 正勝 東京大学, 附属図書館, 特任准教授 (70578369)
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研究期間 (年度) |
2019-06-28 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
6,370千円 (直接経費: 4,900千円、間接経費: 1,470千円)
2021年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
2020年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2019年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 言語学 / 文字学 / 文字論 / 字形 / 筆画 / 西夏文字 |
研究開始時の研究の概要 |
言語学諸分野の中でも研究が遅れている「文字学・文字論」を扱う。本研究では、文字学・文字論のうち、さらに未開拓の分野といえる「字形に関する研究」の研究基盤を構築する。具体的には、西夏文字・インド系文字・古代エジプト文字について、それぞれ「字形に関する」個別研究を深化させて得た知見を通して、最終的に、字形研究の術語・概念を整備し、『字形研究術語集』のような形にまとめて公開する。
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研究成果の概要 |
言語学の諸分野の中でも、研究が進んでいるとは言えない「文字学・文字論」を扱った。文字に関する研究は「字形」「字音」「字義」の三分野に大別されるものの実は「字形」に関して漢字以外の文字からのアプローチは少なかった。本研究では西夏文字・インド系文字・ヒエログリフなどの観点から、特に「字形」の研究基盤となる「研究術語」と概念に関する研究を進めた。近々「文字研究術語集」の形で公開できるよう、整備中である。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
言語学の諸分野の中でも、研究が進んでいるとは言えない「文字学・文字論」を進展させることに学術的な意義があった。本研究では、意図的にタイプの異なる文字体系、つまり西夏文字・インド系文字・ヒエログリフの研究者を参集させ、特に「字形」の研究基盤となる「研究術語」と概念に関して討議し、研究を進めた。一般公開ワークショップ、一般向け企画展示などにも研究成果を反映させた。
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