研究課題/領域番号 |
19K21718
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研究種目 |
挑戦的研究(萌芽)
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
中区分8:社会学およびその関連分野
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研究機関 | 埼玉大学 |
研究代表者 |
山崎 敬一 埼玉大学, 人文社会科学研究科, 名誉教授 (80191261)
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研究分担者 |
池田 佳子 関西大学, 国際部, 教授 (90447847)
小林 貴訓 埼玉大学, 理工学研究科, 教授 (20466692)
山崎 晶子 東京工科大学, メディア学部, 准教授 (00325896)
辻 絵理子 埼玉大学, 人文社会科学研究科, 准教授 (40727781)
佐藤 雅浩 埼玉大学, 人文社会科学研究科, 准教授 (50708328)
一ノ瀬 俊也 埼玉大学, 人文社会科学研究科, 教授 (80311132)
是永 論 立教大学, 社会学部, 教授 (50275468)
小川 豊武 昭和女子大学, 人間社会学部, 講師 (80796079)
中西 英之 大阪大学, 工学研究科, 准教授 (70335206)
小林 亜子 埼玉大学, 人文社会科学研究科, 教授 (90225491)
久野 義徳 埼玉大学, 理工学研究科, 名誉教授 (10252595)
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研究期間 (年度) |
2019-06-28 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
6,370千円 (直接経費: 4,900千円、間接経費: 1,470千円)
2021年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2020年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2019年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
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キーワード | エスノメソドロジー / ヒューマンロボットインタラクション / メディア分析 / 言説とイメージの関係 / 相互行為分析 / 言説と身体 / 会話分析 / メディアと言説 / 画像とテキスト / メディア言説 / メディアと心理 / パンデミックと科学技術 / 戦争とイメージ / 語り / 身体 / イメージ / メディア |
研究開始時の研究の概要 |
本研究は、語り・イメージ・身体の関係やそのメディアとの関係を研究する歴史学者・社会学者とメディアやロボットと人間の相互行為との関係に関心をもつ情報工学研究者が、語りとイメージと身体がどのように連関しているのか、また、文化的社会的変動によってその連関がどのように変容するのかを研究する。特に、語りとイメージと身体をつなぐメディアの変容が、概念の変容とどのように関連しているのかを歴史学的及び社会学的に研究する。さらに、現代の社会が生んだ媒介物と媒介者に関する2つのメディア変容、すなわちSNSや動画メディアの発展及び語るロボットの発展が、現代における概念の変容や社会への浸透にどう関係しているかを示す。
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研究成果の概要 |
本研究では、①語り・イメージ・身体の関係に関する歴史学的、社会学的研究と②テクノロジー(メディアやロボット)と人間の相互行為との関係に関する社会学と情報工学的の文理融合研究を行った。 本研究では、①萌芽プロジェクト研究会を開催しての、語り・イメージ・身体の関係に関する研究報告の発表と議論の深化、及びそれを受けての報告の論文化、②店員ロボットを用いての顧客との実験、及びそれに基づく人間とロボットの相互行為の分析と論文発表。遠隔テクノロジーを用いての遠隔の人と現場にいる人の相互行為の分析と論文発表、③テクノロジーと人間の関係に関する国際シンポジウムの開催、という3つの方法で研究成果を発表した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の学術的意義は、語り(語られることばや概念)とイメージ(画像・映像)と身体がどのように連関しているのか、また文化的社会的変動によってその連関がどのように変容するのか、さらに語りとイメージと身体をつなぐメディアの変容やロボットや遠隔テクノロジーの利用が、人間との相互行為にいかなる変化をもたらすかを歴史学・社会学・メディア研究・情報工学の共同研究として明らかにした点である。 また本研究の社会的意義は、新型コロナの流行とともにその利用が広がり始めた遠隔テクノロジーやロボットテクノロジーが、人間との相互行為にどのような影響を与えるのかを明らかにした点である。
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