研究課題/領域番号 |
19K21734
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研究種目 |
挑戦的研究(萌芽)
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
中区分8:社会学およびその関連分野
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研究機関 | 地方独立行政法人大阪市民病院機構大阪市立総合医療センター(臨床研究センター) |
研究代表者 |
岡崎 伸 地方独立行政法人大阪市民病院機構大阪市立総合医療センター(臨床研究センター), 臨床研究センター, 部長 (40586161)
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研究分担者 |
合田 友美 千里金蘭大学, 看護学部, 教授 (20342298)
西田 千夏 藍野大学, 医療保健学部, 准教授 (60637966)
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研究期間 (年度) |
2019-06-28 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
6,240千円 (直接経費: 4,800千円、間接経費: 1,440千円)
2021年度: 3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
2020年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2019年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 小児緩和ケア / 家族への聞き取り調査 / 学際的ケア / 生きる体験 / 全人的ケア / 特別支援教育 / 居宅訪問型児童発達支援 / 家族支援 / いきる体験 / 支援者 / ボランティア / 重い病気 / 小児医療 / 小児看護 / 難病支援 / 研修 |
研究開始時の研究の概要 |
NPOやボランティアグループのあそび支援活動、新設された「居宅型児童発達支援事業」の活動についての調査。この様な活動に参加する小児緩和ケア児とその家族、支援者を聞き取り調査し質的に調査し結果を分析する。得られた課題を専門家で検討し対応策を分かりやすく表すために小児緩和ケア児が「生きる体験」を得られるための支援者用ガイドブックの開発を行う。 これにより、支援の質の向上と量の増多がみられ、「生きる体験」積み重ねられるやすくなることを目的とする。
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研究成果の概要 |
小児緩和ケアが対象となる小児の「生きる体験」がどのようなものであるのか、その家族にヒアリングを行った。ヒアリングは医療・教育・福祉を中心とした多職種において質的な検討を行った。家族から聞かれたことは、病気の事、学校の事、成長発達の事、を中心として笑顔やあそびのことや、また家族の事にも広がった内容が聞かれた。家族の声というのは子どもが生きる上での全ての要素を示しまさに全人的な内容であった。その支援は多職種における密な連携が必須であると考えられた。今回の検討は、出版を行うことで多くの人にみてもらえるようにした。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
小児緩和ケアがある子どものなかで、小児神経疾患や小児循環器疾患など非がん疾患の家族の生活や不安などについて意見を直接聞いてまとめているところは重要であると考えている。また、医療や教育や福祉など様々な分野の専門家が学際的に集まり検討していることは貴重である。また出版することによって多くの人たちがみることができるようになっており、我が国の小児緩和ケアにおける現状把握と今後の展開のすそのになることが期待される。
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