研究課題/領域番号 |
19K21741
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研究種目 |
挑戦的研究(萌芽)
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
中区分9:教育学およびその関連分野
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研究機関 | 筑波大学 |
研究代表者 |
平 明子 筑波大学, 人間系, 准教授 (60835651)
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研究分担者 |
花井 渉 独立行政法人大学入試センター, 研究開発部, 助教 (60783107)
江里口 歡人 玉川大学, 教育学部, 教授 (90266255)
川口 純 筑波大学, 人間系, 准教授 (90733329)
Inugai Carol 筑波大学, 教育推進部, 客員教授 (90817032)
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研究期間 (年度) |
2019-06-28 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
6,370千円 (直接経費: 4,900千円、間接経費: 1,470千円)
2021年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2020年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
2019年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | IB教育の創造 / 自省する教員 / 国内大学入試 / 国際バカロレア / 教育効果 / 実証研究 / 非認知能力 / IBコンピテンシー / 高大接続 / 教員評価 / コンピテンシー / 混合研究法 |
研究開始時の研究の概要 |
本研究は、国際バカロレア(IB)の教育効果を実証的に析出することにより、「IBコンピテンシー」の明確化に寄与することを目的とする。特に、非認知能力が如何に育成され得るかを、IBコースと普通コースの生徒を対象として比較・検証していく。具体的な研究課題として、①IB教育の効果を非認知能力に焦点を当てて実証的に検証すること、②その効果がもたらされる全体構造を明らかにすること、以上2点に取り組む。
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研究成果の概要 |
本研究は、量的調査と質的調査から構成された。量的には日本のIB校を対象に質問紙調査を実施し、質的には教員に対するインタビューを実施した。コロナ禍でインタビュー調査はオンラインになったが、IBDP校の教員が数名、協力して頂いた。この量的調査と質的調査を合わせて統合的な分析を実施した。分析結果としてはまだ途中であるが、IB生と非IB生を比較して、国際性の習得や探究的な学習態度、スキルの習得状況が確認された。 今後、当該校の調査結果を基にフォローアップの調査を実施する計画である。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の社会的意義としては、IB教育の効果を実証的に明らかにしたことである。これまでIBプロファイルというIB教育の目標があたかもIB教育の明示的な効果であるように喧伝されてきたが、本研究ではそれを実証的、かつ学術的に明らかにしようと試みたものである。コロナ禍に見舞われたため、十分な研究が遂行出来なかったものの一定のデータは収集出来たため、今後の研究フォローアップを実施していき、IB教育の効果を多角的に析出していく予定である。
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