研究課題/領域番号 |
19K21772
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研究種目 |
挑戦的研究(萌芽)
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
中区分9:教育学およびその関連分野
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研究機関 | 広島大学 |
研究代表者 |
谷田 親彦 広島大学, 人間社会科学研究科(教), 准教授 (20374811)
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研究分担者 |
堤 健人 山口大学, 教育学部, 講師 (30880140)
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研究期間 (年度) |
2019-06-28 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2021年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2020年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | プログラミング教育 / プログラミング的思考 / 教材 / 評価問題 |
研究開始時の研究の概要 |
本研究課題では,「プログラミング的思考」に関する学習課題を収集・作成し,学習指導に用いる教材,および学習評価に使用する評価問題として構成することを通して,プログラミング教育の 系統的な実践を支援するデータベースを構築することを目的とする。そのために,3年間の計画に基づいてデータベースの構築・試用・改良・公開を行う。本研究課題により開発したデータベースをプログラミング教育の実践に用いることで,より系統的で適切な学習指導や学習評価を行うことが可能となり,プログラミングの対象や活動のみが注目される現状において,意義ある芽生え期の研究であると主張できる。
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研究成果の概要 |
本研究課題では,プログラミング教育の系統的な実践を支援するデータベースを構築することを目的とした。まず,「プログラミング的思考」に関係するコンピュテーショナル・シンキング(CT)の特徴や要素について抽出・ 分析を行った。その結果, CTには「thinking」に関する要素と「doing」に関する要素の二種類が存在することや, 発揮する段階が大きく分けて三段階に渡っていることなどを, 一つのモデル図としてまとめて表すことができた。また,データベースとして「集まれ!プログラミング教材データベース」を公開した(https://terep.hiroshima-u.ac.jp/)。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究課題では,プログラミング教育の系統的な実践を支援するデータベースを構築することを通して,プログラミング教育に関する学習課題を収集・作成し,公表することができた。このことを通して,プログラミング教育の学習指導に用いる教材,および学習評価に使用する評価問題を広く概観することができ,プログラミング教育の系統的な実践に寄与することができたと考える。
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