研究課題/領域番号 |
19K22158
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研究種目 |
挑戦的研究(萌芽)
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
中区分31:原子力工学、地球資源工学、エネルギー学およびその関連分野
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研究機関 | 金沢工業大学 |
研究代表者 |
南戸 秀仁 金沢工業大学, 産学連携室, 教授 (30133466)
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研究分担者 |
平澤 一樹 金沢工業大学, 工学部, 准教授 (30644306)
岡田 豪 金沢工業大学, バイオ・化学部, 講師 (90757840)
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研究期間 (年度) |
2019-06-28 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
6,240千円 (直接経費: 4,800千円、間接経費: 1,440千円)
2021年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2020年度: 3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 放射線誘起蛍光体 / ラジオフォトルミネッセンス / 放射線イメージング / 放射線画像読み取り装置 / ガラス線量計 / 硫酸カルシウム蛍光体 / 二次元イメージセンサ / 光刺激ルミネッセンス / 放射線量分布 / リン酸塩ガラス / CaSO4蛍光体 / CaSO4蛍光体 / 二次元放射線イメージセンサ / RPL / フレキシブル / 放射能汚染 |
研究開始時の研究の概要 |
ビーズ状のリン酸塩ガラスの作製技術を確立するとともに、ビーズ状ガラスを透明な有機膜でラミネートした「シート状リン酸塩ガラスを用いたラジオフォトルミネッセンス(Radiophotoluminescece:略してRPL)2次元放射線量計」を実現し、その応用を図る。具体的には、放射能汚染分布を二次元で検知できるフレキシブル線量計、放射線管理区域で作業をする従事者が身に着ける手袋や作業衣に加工したRPL線量計などを開発し、その応用の可能性を検討する。
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研究成果の概要 |
ラジオフォトルミネッセンス(RPL)現象を利用した「放射線の二次元イメージセンサ」の開発を目的として研究を推進した。まず、放射線量の二次元分布をイメージングする「撮像素子型放射線イメージ読取装置」を試作し、その能力を評価し、約100msの速さで放射線画像をイメージングできることを明らかにした。そして、今研究で見出した新規RPL蛍光体を用いてイメージングを行った結果、約20μmの分解能で画像を得ることが可能であることを明らかにした。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
ラジオフォトルミネッセンス(RPL)現象を利用した「放射線の二次元イメージセンサ」の開発を目的として研究を推進した。まず、放射線量の二次元分布をイメージングする「撮像素子型放射線イメージ読取装置」を試作し、その能力を評価し、約100msの速さで放射線画像をイメージングできることを明らかにした。そして、今研究で見出した新規RPL蛍光体を用いてイメージングを行った結果、約20μmの分解能で画像を得ることが可能であることを明らかにした。この結果は、本システムが、医療分野、環境分野および原子炉内などの放射線量計測などへの応用が可能であり、社会に与えるインパクトは多大であると考える。
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