研究課題/領域番号 |
19K22474
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研究種目 |
挑戦的研究(萌芽)
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
中区分46:神経科学およびその関連分野
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研究機関 | 福島県立医科大学 |
研究代表者 |
小林 和人 福島県立医科大学, 医学部, 教授 (90211903)
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研究期間 (年度) |
2019-06-28 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
6,500千円 (直接経費: 5,000千円、間接経費: 1,500千円)
2021年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
2020年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 化学遺伝学 / 神経活動促進 / 機能回復 / パーキンソン病 / 認知症 |
研究開始時の研究の概要 |
パーキンソン病や認知症などの神経疾患では、特定の神経細胞種の変性により、脳機能の障害が発現する。最近、我々の研究グループは、昆虫の興奮性イオン透過型受容体を利用して目的の神経細胞種の活動を選択的に促進させる新規の化学遺伝学的技術の開発に成功した。本研究では、この化学遺伝学技術を応用して、パーキンソン病、認知症の病態モデル動物に対して、これらの症状の原因となるドーパミンやアセチルコリン神経細胞種の機能を亢進し、病態の改善・回復を目指す新たなストラテジーの開発に取り組む。
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研究成果の概要 |
パーキンソン病や認知症などの神経疾患では、特定の神経細胞種の変性により、脳機能の障害が発現する。最近、我々の研究グループは、昆虫の興奮性イオン透過型受容体を利用して目的の神経細胞種の活動を選択的に促進させる新規の化学遺伝学的技術の開発に成功した。本研究では、この化学遺伝学技術を応用して、リガンド前駆体の末梢投与により脳内標的ニューロンを活性化する技術を開発し、さらに、線条体間接路ニューロンを標的として、その活性を通じて運動行動の変容を誘導することを試みた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の成果は、今後、パーキンソン病、認知症の病態モデル動物に対して、これらの症状の原因となる神経細胞種の機能を亢進し、病態の改善・回復を目指す新たなストラテジーの開発に繋がる。
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