研究課題/領域番号 |
19K22605
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研究種目 |
挑戦的研究(萌芽)
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
中区分52:内科学一般およびその関連分野
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研究機関 | 国立研究開発法人産業技術総合研究所 (2020) 沖縄科学技術大学院大学 (2019) |
研究代表者 |
疋島 啓吾 国立研究開発法人産業技術総合研究所, 生命工学領域, 主任研究員 (30420219)
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研究期間 (年度) |
2019-06-28 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
6,500千円 (直接経費: 5,000千円、間接経費: 1,500千円)
2020年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2019年度: 4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
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キーワード | 非侵襲イメージング / MRI |
研究開始時の研究の概要 |
画像診断医学に欠かせない磁気共鳴画像法において、強磁場マグネットの適用は測定感度の上昇に加え、周波数分解能が向上することから代謝物の観測にも適している。本研究では、多核MRIによる代謝物測定の問題点を明らかにし、11.7テスラの小動物用MRIにおけるコイルや撮像シーケンス、画像解析法の開発により神経変性疾患の本態解明に向けた定量的多核MRI法を確立する。そして神経疾患モデルを対象に開発した計測法の有用性を検証する。
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研究成果の概要 |
非侵襲的な画像診断機器であるMRIを用いて、神経軸索や髄鞘を病理組織解析のように特異的に捉えることができれば、様々な神経疾患の本態の解明にきわめて有用なツールになる。本研究の目的はMRIの定量的な計測法の開発により、神経変性疾患の診断に資する新たな検査法を提案することであり、マウスの脊髄標本を対象にした定量的な神経組織MRI法を開発した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究で開発した定量的MRIによって、神経組織構造を病理組織解析のように特異的に捉えることが可能となり、今後、その臨床応用によって様々な神経変性疾患の病態解明に有用な検査技術としての展開が期待される。
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