研究課題/領域番号 |
19K22613
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研究種目 |
挑戦的研究(萌芽)
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
中区分53:器官システム内科学およびその関連分野
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研究機関 | 筑波大学 |
研究代表者 |
家田 真樹 筑波大学, 医学医療系, 教授 (70296557)
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研究期間 (年度) |
2019-06-28 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
6,500千円 (直接経費: 5,000千円、間接経費: 1,500千円)
2020年度: 3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2019年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
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キーワード | 心臓再生 / 心筋リプログラミング / 再生 / 化合物 / リプログラミング |
研究開始時の研究の概要 |
これまで加齢に伴う心筋リプログラミング抵抗性の分子機序を明らかにした報告は皆無であり、本研究は独創性・新規性の高い基礎研究であるだけでなく、心臓再生治療への応用という点で臨床的にも重要な研究である。我々はこれまで世界に先駆けて線維芽細胞の心筋リプログラミングに成功し、さらに加齢に伴う心筋リプログラミング抵抗性という現象を見出している。本研究はこれまで自らが積み上げてきた心筋リプログラミング研究の多くの知見や材料を利用するため、他より圧倒的に優位な立場で研究を進められる。また本研究成果は加齢に伴う線維化亢進の分子機構や抗線維化治療など他臓器にも一般化できる内容であり、大きな波及効果を期待できる。
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研究成果の概要 |
高齢化に伴い心臓病が増加しているが、新しい治療として心臓再生法の開発が求められている。心筋リプログラミング法は次世代の心臓再生法として期待されているが、我々は加齢に伴って心筋リプログラミング効率が低下することを新たに見出した。そこで本研究では、ケミカルスクリーニングを行い、加齢に伴う心筋リプログラミング抵抗性の分子機序解明とこれを改善する化合物を同定した。これにより安全で効率的な心筋リプログラミング法を確立でき、心臓再生医療の実現が大きく前進する。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
これまで加齢に伴う心筋リプログラミング抵抗性の分子機序を明らかにした報告は皆無であり、本研究は独創性・新規性の高い基礎研究であるだけでなく、心臓再生治療への応用という点で臨床的にも重要な研究である。我々はこれまで世界に先駆けて線維芽細胞の心筋リプログラミングに成功し、さらに加齢に伴う心筋リプログラミング抵抗性という現象を見出している。本研究はこれまで自らが積み上げてきた心筋リプログラミング研究の多くの知見や材料を利用するため、他より圧倒的に優位な立場で研究を進められる。また本研究成果は加齢に伴う線維化亢進の分子機構や抗線維化治療など他臓器にも一般化できる内容であり、大きな波及効果を期待できる。
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