研究課題/領域番号 |
19K22857
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研究種目 |
挑戦的研究(萌芽)
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
中区分61:人間情報学およびその関連分野
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研究機関 | 筑波大学 |
研究代表者 |
亀田 能成 筑波大学, 計算科学研究センター, 教授 (70283637)
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研究期間 (年度) |
2019-06-28 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
6,110千円 (直接経費: 4,700千円、間接経費: 1,410千円)
2021年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2020年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2019年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | VR / AR / ヒューマンインタフェース / スポーツ工学 / 映像解析 / コンピュータビジョン / スポーツスキル / 複合現実感技術 / 画像解析 / 行動計測 / 臨場感 / VR / AR |
研究開始時の研究の概要 |
スキル練習者に適度な強度のプレッシャーを与えながらスキル獲得の機会をVRの中で与えることで,スポーツスキル獲得の効果を高める方法を研究する.本研究の目的は,十分な状況認識のもと,プレッシャーを的確に与えるVR技術と,プレーヤーのプレッシャーコントロールレベルを計測する技術とを組み合わせることで,VRによる的確なプレッシャーコントロール修得がスポーツスキル獲得に効果的であることを検証することである.
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研究成果の概要 |
本研究計画では,プレッシャーコントロール下でのスポーツスキル獲得の効果解明を目標として,プレイ時のプレッシャーのかかる刺激とプレイ動作との関係を明らかにする研究を推進した.サッカー,バスケットボール,バドミントン等の各種スポーツを取り上げた.基礎的な研究取り組みとして,スキル獲得を目指す体験者に,適度な強度のプレッシャーをVR環境内で与えることで,プレイ動作にどのような影響が出るかを調査した.そこから,体験者が受ける刺激と,プレイ動作との関係を明らかにした.また,プレッシャーのかかる状況を自動的に収集できるよう,スポーツ映像解析にも注力した.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
臨場感のあるVR環境と,その中で可能なプレイ動作とをスポーツに合わせて選択し適切な体験シナリオを用意することで,プレッシャーのかかる状況がプレイ動作に与える影響を調査できることを明らかにしたことは,今後のスポーツ工学の大きな礎になる. まだ研究成果は基礎的なレベルであるが,本研究の先では,プレッシャーを的確に与えるVR技術と,体験者のプレッシャーコントロールレベルを計測する技術とを組み合わせることで,VRによる的確なプレッシャーコントロールがスポーツスキル獲得に効果的であること具体的に示せるようになるであろう.
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