研究課題/領域番号 |
19K22914
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研究種目 |
挑戦的研究(萌芽)
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
中区分63:環境解析評価およびその関連分野
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研究機関 | 国立研究開発法人国立環境研究所 |
研究代表者 |
斉藤 拓也 国立研究開発法人国立環境研究所, 地球システム領域, 主幹研究員 (40414370)
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研究分担者 |
高梨 聡 国立研究開発法人森林研究・整備機構, 森林総合研究所, 主任研究員 等 (90423011)
坂部 綾香 京都大学, 白眉センター, 特定助教 (40757936)
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研究期間 (年度) |
2019-06-28 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
6,370千円 (直接経費: 4,900千円、間接経費: 1,470千円)
2021年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2020年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2019年度: 3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
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キーワード | 渦集積法 / フラックス / 揮発性有機化合物 / 真の渦集積法 / マスフローコントローラー |
研究開始時の研究の概要 |
森林・農地・都市などから大気へ放出・除去される物質の輸送量(フラックス)の測定法として簡易渦集積法があり、水銀やVOCなど様々な物質のフラックス測定に用いられてきた。しかしこの手法は、他の物理量から得られた経験的なパラメーターに依存するという本質的な欠点を抱えている。本研究は、超高速フロー制御技術を用いたサンプリングシステムにより経験的なパラメーターに依存しない真の渦集積システムを実用化すると共に、これを用いてVOCのフラックスを計測する。
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研究成果の概要 |
森林・農地・都市などから大気へ放出・除去される物質の輸送量(フラックス)の測定法として簡易渦集積法があり、水銀やVOCなど様々な物質のフラックス測定に用いられてきた。しかしこの手法は、他の物理量から得られた「経験的なパラメーター」に依存するという本質的な欠点を抱えている。そこで本研究では、従来法が抱えていた問題点を超高速フロー制御技術によって解消する渦集積システムを開発した。開発した装置を国内の森林サイトに設置して検証したところ、本手法と直接法と呼ばれる渦相関法によって独立に測定されたCO2フラックスの間に良い一致が見られ、本手法の妥当性が示された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
温暖化や大気汚染は大気への物質の過負荷に起因するため、その現象解明や予測には大気への物質の供給量を正確に把握することが欠かせない。本研究で開発された上昇流・下降流の精密分離手法は、様々な大気微量物質や同位体比のフラックス測定に応用されると期待される。
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