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古英語から中英語にかけての語順の変容に関する実証的研究

研究課題

研究課題/領域番号 19K23055
研究種目

研究活動スタート支援

配分区分基金
審査区分 0102:文学、言語学およびその関連分野
研究機関名古屋外国語大学

研究代表者

高橋 佑宜  名古屋外国語大学, 外国語学部, 講師 (90844283)

研究期間 (年度) 2019-08-30 – 2021-03-31
研究課題ステータス 完了 (2020年度)
配分額 *注記
2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
2020年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
キーワード英語史 / 古英語 / 中英語 / 言語変化 / 意味順 / 語順変化
研究開始時の研究の概要

現代英語はSVO(主語-動詞-目的語)型の語順である一方で、古英語はSOV(主語-目的語-動詞)型の語順を有していた。このSOV型言語からSVO型言語への類型論的な変化は、古英語から中英語の間に生じ始めた。現代英語の語順は500年以上前にその原型が形作られたことになる。本研究の目的は、語順変化のプロセスとメカニズムを明らかにすることである。本研究を遂行することで現代英語の成立に関わるより深い知見を得ることが期待できる。

研究成果の概要

本研究課題では、英語史における語順の変化について、特に、古英語期から中英語期に着目し、その過程や要因について実証的な立場から考察した。研究目的としていた現代英語のより深い理解に資することや英語教育分野に対する波及効果をもたらすことに注力した。その成果として教育文法として知られている「意味順」を用いて通時的な倒置語順の発達過程に関する分析を行った。

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究課題は、近年、英語史分野と英語教育分野の接点に対する関心が様々な層において高まっていることを念頭に、英語史分野における研究成果を現代英語の学習や教授にどのように活かせるのかという観点から研究を進めた点に意義がある。

報告書

(3件)
  • 2020 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2019 実施状況報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて 2021

すべて 図書 (1件)

  • [図書] 明日の授業に活かす「意味順」英語指導―理論的背景と授業実践2021

    • 著者名/発表者名
      田地野彰、金丸俊幸、川原功司、高橋佑宜、笹尾洋介、奥住桂、藤木克哉、山田浩、佐々木啓成、村上裕美、加藤由崇、渡寛法、桂山康司
    • 出版者
      ひつじ書房
    • 関連する報告書
      2020 実績報告書

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公開日: 2019-09-03   更新日: 2022-01-27  

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