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教育的介入を用いた小学生の音素認識能力の発達的変化に関する調査

研究課題

研究課題/領域番号 19K23093
研究種目

研究活動スタート支援

配分区分基金
審査区分 0102:文学、言語学およびその関連分野
研究機関西南学院大学

研究代表者

中尾 かおり  西南学院大学, 人間科学部, 講師 (80846494)

研究期間 (年度) 2019-08-30 – 2022-03-31
研究課題ステータス 完了 (2021年度)
配分額 *注記
910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2020年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
2019年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
キーワード小学校英語教育 / 音素認識能力 / 文字指導 / 指導者 / 指導者養成
研究開始時の研究の概要

日本の小学校英語教育においては、2020年度から新学習指導要領が全面実施となり、高学年では教科化され「読むこと」「書くこと」を含めた指導が行われる。本研究は、読み書き能力を習得するために必要不可欠な要素とされる音素認識能力に着目し、日本語を母語とする小学生を対象とした英語の音素認識能力の発達について調査研究を行う。具体的には、文字指導の教育的介入を取り入れた場合、音素認識能力の発達、心理的側面がどのように変化するのかを明らかにするとともに、授業観察やインタビュー調査なども実施し、小学校英語教育における文字指導のあり方を探究する。

研究成果の概要

本研究では、英語の音素認識能力に着目し、小学校3年生から6年生を対象に音素認識を意識した文字指導を取り入れた際の音素認識能力及び心理面における変化を、音素認識テスト及び質問紙調査等によって明らかにした。具体的には、量的分析結果では、学年ごとに得点は上がる傾向が見られたものの、5年生と6年生の間で得点の伸びに統計的に有意差は認められなかった。一方、質的分析結果において、小学生の音素認識に対する意識に肯定的変化が認められたことなどを明らかにした。

研究成果の学術的意義や社会的意義

小学生の音素知識を測定・評価したことに加え、音素認識を意識した文字指導を取り入れた際の音素認識能力及び心理面における変化について明らかにした。本研究の結果は、小学校英語教育における文字指導の方法を構築する基礎となる。また、教育実践現場において音素認識を意識した文字指導の重要性や指導方法を示した点で社会的にも意義がある。

報告書

(4件)
  • 2021 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2020 実施状況報告書
  • 2019 実施状況報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて 2021

すべて 学会発表 (2件) (うち国際学会 1件、 招待講演 1件)

  • [学会発表] Formative testing of Japanese elementary school students' phonological skills. (Online)2021

    • 著者名/発表者名
      Kaori Nakao
    • 学会等名
      Supported by Technology Platform Grant, University Grants Council, Hong Kong
    • 関連する報告書
      2021 実績報告書
    • 国際学会 / 招待講演
  • [学会発表] Examining elementary school students phoneme recognition in the early learning stages.2021

    • 著者名/発表者名
      Kaori Nakao
    • 学会等名
      Elementary school L2 phonological skills development International Study Group
    • 関連する報告書
      2021 実績報告書

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公開日: 2019-09-03   更新日: 2023-01-30  

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