研究課題/領域番号 |
19K23321
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研究種目 |
研究活動スタート支援
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
0109:教育学およびその関連分野
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研究機関 | 東京都立産業技術大学院大学 (2020-2021) 福岡女子大学 (2019) |
研究代表者 |
三好 きよみ 東京都立産業技術大学院大学, 産業技術研究科, 教授 (00845266)
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研究期間 (年度) |
2019-08-30 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
2020年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 学び直し / リカレント教育 / 成人学習 / 越境学習 / 動機づけ / リスキリング / リスキルング |
研究開始時の研究の概要 |
本研究は、学び直しを促進するための知見を得ることを目的として、社会人の学び直しにおいて、学び直しに至るまでの背景と動機づけ、及び学び直しを行う過程における心理・行動の変容について解明する。 まず、学び直し経験者にインタビューを実施し、逐語録を分析して仮説モデルを構築する。次に、構築した仮説モデル、及び関連研究を基に、質問紙を作成し、アンケート調査を実施する、その結果を統計的に分析して、仮説モデルを検証することで、学び直しを促進する要因、学び直しによる心理・行動面への影響を明らかにする。
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研究成果の概要 |
本研究では、まず、学び直し経験者を対象としてインタビュー調査を行い、学び直しに至る背景と動機づけ、学びによる心理・行動の変容について検討した。次に、その結果をもとに広くアンケート調査を行い、社会人の学び直しを促進する要因について検討した。これらの結果から、人は環境の変化によって人生を振り返り、今後の生き方や仕事への取り組み方といったキャリア形成について模索し、学びへと動機づけられていることが確認できた。学びたいという思いから、実際に受験・入学へと至るプロセスには、社会貢献したい、最終学歴を上げたいという思い、具体的な学習内容、費用や時間の見込みが、影響を及ぼすことが示された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の成果は、社会人の学び直しを促進するには、広い世代へのキャリア教育、および学び直し経験者の体験談や学習の内容といった学びの場の具体的な情報提供が、有効であることを示唆している。学び直し志向がない者には、キャリア教育によって、キャリアを振り返り、働き方や生き方を考えることが、学びへの誘いとなる。学びたいという意識はあるが、受験や入学という行動にまで至っていない者は、学び直し経験者から、学習内容や実際に得られた満足感や達成感、充実感を具体的に示されることで、学びを身近に感じ、実際に受験・入学するという行動が促進される。このように、学び直しを促進するための知見を提供できた。
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