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オンライン大学で学ぶ女性の学習環境と自己調整学習

研究課題

研究課題/領域番号 19K23323
研究種目

研究活動スタート支援

配分区分基金
審査区分 0109:教育学およびその関連分野
研究機関北海道大学 (2022-2023)
早稲田大学 (2019-2021)

研究代表者

石川 奈保子  北海道大学, 高等教育推進機構, 准教授 (40846896)

研究期間 (年度) 2019-08-30 – 2024-03-31
研究課題ステータス 完了 (2023年度)
配分額 *注記
1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2020年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2019年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
キーワード生涯学習 / 自己調整学習 / オンライン大学 / 女性 / eラーニング / 社会人学生
研究開始時の研究の概要

本研究では、eラーニング制大学通信教育課程(オンライン大学)で学ぶ女性の学習環境の現状を調査することで、学習阻害要因とその対処としてどのように自己調整学習をしているのかを明らかにすることを目的とする。オンライン大学の学生の約9割は社会人である。特に女性は、仕事に加え、家事・育児・介護も担いながら学習している場合も多いと考えられる。女性の学習環境における問題点と理想、学習時間の確保や学習継続のための方略について検討することで、生涯学習の成功の方法構築をに寄与したい。

研究成果の概要

本研究では、オンライン大学で学ぶ女性社会人にインタビュー調査をした。(1)目標修学年数を決めた上で、仕事量を調整したり家事の効率化や育児のアウトソーシングをしたりすることで、学習時間を確保していた。(2)不安の解消や学習の効率化のために、SNSなどでほかの学生との情報交換をしていた。(3)学ぶ目的が明確な学生は、入学前からの仕事や活動をより精緻に行うことを理想としていた。(4)家族や職場の人が持つ女性の学び直しに対する価値観によって、支援の有無やかけられる言葉が異なっていた。

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究の学術的意義は、成人が学び直しをすることの意味、女性の学び直しに対する人々の価値観に関する示唆を得たことである。また、社会的意義は、リカレントやリスキリングに注目が集まる昨今、女性社会人が大学で学ぶ際に直面する課題や学習の継続を妨げる要因に対する対処方法について明らかにした点である。

報告書

(6件)
  • 2023 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2022 実施状況報告書
  • 2021 実施状況報告書
  • 2020 実施状況報告書
  • 2019 実施状況報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて 2021

すべて 学会発表 (2件)

  • [学会発表] オンライン大学で学ぶ女性の学習環境2021

    • 著者名/発表者名
      石川奈保子
    • 学会等名
      日本教育工学会2021年春季全国大会(第38回大会)
    • 関連する報告書
      2021 実施状況報告書 2020 実施状況報告書
  • [学会発表] オンライン大学で学ぶ女性社会人学生の卒業後の展望と学びに対する周りの人の協力2021

    • 著者名/発表者名
      石川奈保子
    • 学会等名
      日本教育工学会研究会
    • 関連する報告書
      2021 実施状況報告書

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公開日: 2019-09-03   更新日: 2025-01-30  

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