研究課題/領域番号 |
19K23352
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研究種目 |
研究活動スタート支援
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
0109:教育学およびその関連分野
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研究機関 | 大阪大学 (2022) 大阪電気通信大学 (2019-2021) |
研究代表者 |
長瀧 寛之 大阪大学, スチューデント・ライフサイクルサポートセンター, 教授 (20351877)
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研究期間 (年度) |
2019-08-30 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2020年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 情報教育 / コンピュータ活用教育 / 学習支援システム |
研究開始時の研究の概要 |
本研究は、初等中等教育から大学までの情報教育における"情報の科学的な理解"の学習活動に焦点を当て、複数の学習ツール群を利用して、情報科学の理論や技術を体験的に理解する実習活動を主体とした、情報教育の授業モデルの実現を目的とする。 具体的には、(1)"情報の科学的な理解"に関連する各学習トピックに対して、体験的な理解を助ける機能を有し、かつ学習活動の記録・分析する機能を有する学習用Webツール群を開発する。さらに(2)それらツール群の効果的な活用を中心とした情報教育の授業モデルを構築し、その学習効果を実践を通して評価する。
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研究成果の概要 |
情報リテラシーの学習を支援するツール群について調査を行い,不足する学習環境を明らかにするとともに,様々な学習ツールを適用した情報リテラシ教育の授業モデルを設計し,複数の授業実践に適用してその効果と課題を明らかにした. また発展的に,遠隔形態における情報リテラシー授業が学習活動に与える影響を分析し,その結果明らかになった遠隔授業における学習サポートの課題を解決する手段として,PC上の学習活動を記録するツールの開発と実践を行った.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の成果は,情報教育における効果的な学習環境の現状を明らかにするとともに,その可能性を広げる手法の提案を行った.さらにコロナ禍を経て遠隔学習形態が主要な授業の一形態となった今日において,多様な授業形態が情報リテラシーの学習活動に及ぼす影響を明らかにし,さらにどの環境においても柔軟に適用可能な学習環境を提案した点で,本研究は情報教育の発展に寄与する意義のある成果を示したと捉えている.
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