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エネルギー的指標を用いて種々のせん断履歴が砂質地盤の強度特性に与える影響の検証

研究課題

研究課題/領域番号 19K23545
研究種目

研究活動スタート支援

配分区分基金
審査区分 0303:土木工学、社会システム工学、安全工学、防災工学およびその関連分野
研究機関国立研究開発法人土木研究所 (2020-2021)
国立研究開発法人海上・港湾・航空技術研究所 (2019)

研究代表者

青柳 悠大  国立研究開発法人土木研究所, 土木研究所(つくば中央研究所), 研究員 (40845658)

研究期間 (年度) 2019-08-30 – 2022-03-31
研究課題ステータス 完了 (2021年度)
配分額 *注記
2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
2020年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
キーワード液状化 / せん断履歴 / 応力-ひずみ関係 / 正規化エネルギー / 室内土質試験 / 再液状化 / 振動台実験
研究開始時の研究の概要

過去の液状化発生箇所での「再液状化リスク」を高精度に予測・判定することが社会的に求められている.しかしながら,現行の液状化判定法では,過去の地震動・液状化履歴の影響が考慮されていない.本研究は,様々なせん断履歴を供試体に与え,再液状化強度に与える影響を実験的に検証する.さらに得られた実験結果に対して,新たに提案する「液状化過程中に時々刻々と変化する平均有効主応力で正規化したエネルギー的指標(正規化エネルギー)」を用いて定量的に分析を行い,エネルギー的指標から再液状化時の強度増加率の推定を試みる.

研究成果の概要

過去の液状化発生箇所での「再液状化リスク」を高精度に予測・判定することが社会的に求められている。しかしながら、現行の液状化判定法では、過去の地震動・液状化履歴の影響が考慮されていない。本研究は、様々なせん断履歴を供試体に与え、再液状化強度に与える影響を実験的に検証する。さらに得られた実験結果に対して、新たに提案する「液状化過程中に時々刻々と変化する平均有効主応力で正規化したエネルギー的指標(正規化エネルギー)」を用いて定量的に分析を行い、エネルギー的指標から再液状化時の強度増加率の推定を試みるものである。

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究は、過去のせん断履歴・液状化履歴の影響を定量的に表現可能な「エネルギー的指標」を用いて、液状化には至らないようなせん断履歴を与えた際の強度増加率の推定を試みるものである。過去の液状化履歴(再液状化)や過去の地震動によるせん断履歴を、新たに提案している「正規化エネルギー」を用いて定量的に分析することで、過去の様々な履歴を定量的に評価できる可能性があることを示した。これらの研究成果は、地震動による履歴の定量的な評価だけでなく、せん断履歴を活用した新たな液状化試験方法の開発や、せん断履歴を考慮した効率的な施工方法にも繋がるものである。

報告書

(4件)
  • 2021 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2020 実施状況報告書
  • 2019 実施状況報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 備考 (1件)

  • [備考]

    • URL

      https://researchmap.jp/aoyagi

    • 関連する報告書
      2021 実績報告書

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公開日: 2019-09-03   更新日: 2023-01-30  

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