研究課題/領域番号 |
19K23728
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研究種目 |
研究活動スタート支援
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
0701:分子レベルから細胞レベルの生物学およびその関連分野
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研究機関 | 広島大学 |
研究代表者 |
IJAZ FARYAL 広島大学, 医系科学研究科(医), 助教 (80845595)
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研究期間 (年度) |
2019-08-30 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
2020年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | Primary Cilium / Extracellular Vesicles / Wound Healing / Extracellular vesicles / Signal Transduction / Cell Migration |
研究開始時の研究の概要 |
The current knowledge of pcEVs functions is very limited. We hypothesize that pcEVs act as vessels carrying signaling molecules for regulating cellular responses. This work will help to answer questions about the roles of pcEVs by studying the cellular responses to pcEVs and cell entry mechanisms.
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研究成果の概要 |
我々は、一次繊毛由来細胞外小胞(pcEVs)が、標的細胞での効率的なシグナル伝達のための高濃度カーゴのキャリアーとして働くことを提唱している。その結果、細胞外小胞に暴露された細胞では、細胞増殖率や遊走率が上昇することが確認された。さらに、pcEVs曝露後の標的細胞のプロテオーム解析では、細胞増殖や代謝に関連するタンパク質が増加し、標的細胞の移動速度が増加するというこれまでの知見と一致することが示された。 さらに、pcEVs がどのような分子カーゴを運び、細胞の移動と増殖にどのような役割を果たすかを知るため に、pcEVs と他の細胞外小胞を分離するフィルター精製の最適化も行った。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
These findings will provide a rationale to translate this knowledge for therapeutic strategy for pcEVs relevant cellular mechanisms such as chronic wound healing. Also, the pcEVs purification method will help overcome the challenge of separating the pcEVs and identify biomarkers for ciliopathies.
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