研究課題/領域番号 |
19K23803
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研究種目 |
研究活動スタート支援
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
0801:薬学およびその関連分野
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研究機関 | 京都府立大学 |
研究代表者 |
今吉 亜由美 京都府立大学, 生命環境科学研究科, 助教 (20786462)
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研究期間 (年度) |
2019-08-30 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
2020年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 蛍光色素 / 精密有機合成化学 / 有機合成化学 / 有機化学反応 / 光化学 |
研究開始時の研究の概要 |
蛍光色素は実用化を志向した研究が主たる研究動向となっているが、本研究課題では、蛍光色素を反応剤や触媒として用いる研究に展開する。 蛍光色素の新たな可能性の開拓および新規有機合成反応の開発を目的とする。
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研究成果の概要 |
我々は蛍光色素に関する研究のなかで、フェノール性水酸基を有する化合物が光励起によってプロトンを解離する現象を見出した。そこで、フェノール性水酸基を有する化合物の光反応を検討した。またフェノール性水酸基を有する蛍光色素の開発を行い、置換基効果により様々な色調をデザインした。励起状態に着目した色素の物性評価も行った。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
色素を実際の有機反応に利用する目的で研究に取り組んだ。光反応では反応機構解明や現象の理解が、基底状態のみの化学に比べ難しいが、実験的および量子化学計算の両面から検討した。身近に用いられている蛍光色素を修飾し、新たな側面を見出す足がかりとなる研究を行なった。
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