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関節リウマチ発症予防戦略のための、Th17細胞の炎症性サイトカイン産生機構の解明

研究課題

研究課題/領域番号 19K23870
研究種目

研究活動スタート支援

配分区分基金
審査区分 0803:病理病態学、感染・免疫学およびその関連分野
研究機関東京女子医科大学

研究代表者

岡本 祐子  東京女子医科大学, 医学部, 講師 (30723043)

研究期間 (年度) 2019-08-30 – 2021-03-31
研究課題ステータス 完了 (2020年度)
配分額 *注記
2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
2020年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
キーワード関節リウマチ / T細胞 / シトルリン化
研究開始時の研究の概要

本研究では、関節炎未発症抗CCP抗体陽性者の末梢血T細胞を解析し、関節リウマチ発症に関連したT細胞機能異常を明らかにすることを目的とする。蛋白のシトルリン化をつかさどる酵素であるPAD(protein arginine deiminase)や、脂肪酸代謝がTh17細胞分化を制御することに着目して検討を行う。

研究成果の概要

関節リウマチ患者の予後は飛躍的に改善したが、一旦発症した関節炎は治癒できないため、研究の焦点はハイリスク患者の発症予防に移行しつつある。関節リウマチの発症を予防するには、発症予測因子の確立と、自己免疫的機序の解明が求められる。欧米では、既存抗リウマチ薬を前倒しして使用する介入試験が進行中であるが、発症機序に応じた、より特異的な予防方法の確立が求められている。Th17細胞は、T細胞中のサブセットで、関節リウマチの発症、関節炎増悪の主なエフェクターとして注目されている。本研究では、Th17細胞が産生する炎症性サイトカインを明らかにした。

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究は、既に発症した関節炎/関節リウマチを治療するのではなく、関節炎の発症前に予防を試みる自己免疫疾患の分野では新たな試みである。Th17細胞を中心とした、T細胞サイトカイン制御機構を明らかにすることで、新たな治療ターゲットの同定に結び付く可能性がある。

報告書

(3件)
  • 2020 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2019 実施状況報告書

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公開日: 2019-09-03   更新日: 2022-01-27  

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