研究課題/領域番号 |
19K24183
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研究種目 |
研究活動スタート支援
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
0908:社会医学、看護学およびその関連分野
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研究機関 | 吉備国際大学 |
研究代表者 |
寺岡 睦 吉備国際大学, 保健医療福祉学部, 講師 (60846103)
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研究期間 (年度) |
2019-08-30 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
2020年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 作業機能障害 / プログラム開発 / 作業療法介入 / 予防的作業療法 / 作業療法 / 作業機能障害支援プログラム / 支援プログラム / 潜在ランク / 作業に根ざした実践2.0 |
研究開始時の研究の概要 |
本研究では,医療者を対象に作業機能障害の重症度に対応したエビデンスに基づく支援プログラムを新開発する.研究は2段階で行い,研究1ではエビデンスにも続く支援プログラムの構築を行い,研究2では支援プログラムの有効性を検討する.それにより予防的作業療法で医療者の作業機能障害を低減できる支援体制を構築できると期待される.
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研究成果の概要 |
本研究の目的は、医療者を対象に作業機能障害の重症度に対応したエビデンスに基づく支援プログラムを開発することであった。結果として、効果的・非効果的な作業を整理した作業機能障害支援プログラムが作成され、それを活用し、対象者に作業機能障害支援プログラムのプレテストと本試験を実施することができた。本試験では、作業機能障害の数値の改善、主観的健康感や幸福感の改善が見られた。また、この作業機能障害の改善効果はフォローアップ期にも継続していた。これにより、予防的作業療法で使える作業機能障害支援プログラムが開発できたと示唆された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究では、医療者を対象に作業機能障害の重症度に対応した予防的作業療法のためのエビデンスに基づく支援プログラムが開発できた。作業機能障害支援プログラムは、健康や幸福に関連する作業を生活に取り入れる方法が記載されており、医療者がセルフヘルプで作業機能障害の改善に貢献できる可能性がある。さらに、作業機能障害支援プログラムでは、医療者へ実践できたことから、医療者の作業機能障害の改善と予防に作業療法士が貢献できると期待される。
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