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筋グリコーゲン量の急速な減少・回復の繰り返しを強調した持久性トレーニングの効果

研究課題

研究課題/領域番号 19K24303
研究種目

研究活動スタート支援

配分区分基金
審査区分 0909:スポーツ科学、体育、健康科学およびその関連分野
研究機関独立行政法人日本スポーツ振興センター国立スポーツ科学センター

研究代表者

小島 千尋  独立行政法人日本スポーツ振興センター国立スポーツ科学センター, スポーツ研究部, 契約研究員 (00845878)

研究期間 (年度) 2019-08-30 – 2023-03-31
研究課題ステータス 完了 (2022年度)
配分額 *注記
2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
2020年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
キーワードトレーニング / 筋グリコーゲン量 / アスリート / 筋グリコーゲン / 持久性パフォーマンス / 持久性運動 / 軽運動 / 持久性トレーニング / energy availability
研究開始時の研究の概要

本研究は,筋グリコーゲン量の増加をねらいとした新たなトレーニングプログラムを開発することを目的とする.そこで,より効率的に筋グリコーゲン量を増加させるために,これまで食事量を十分に摂取できているか否かの指標として用いられてきたenergy availability(EA)に着目する.本研究では,研究課題1および2を通して各期間{low energy availability(LEA)期またはnormal energy availability(NEA)期)}ごとの検証を行い,最後の研究課題3では,実践的な視点から研究課題1および2の結果をふまえたトレーニングプログラムの効果を明らかにする.

研究成果の概要

本研究では、筋グリコーゲン量の回復に有効な運動条件を検証することを目的とした。
男性トライアスロン選手を対象に、高強度運動後において、①安静を維持する条件、②軽運動を実施する条件の2条件をクロスオーバーデザインで実施した。運動前後において継時的に筋グリコーゲン量および主観的指標の変化を検討した。その結果、いずれの指標においても高強度運動に伴う変化はみられたものの、条件間での変化はみられなかった。本研究で得られた知見は、より効率的な筋グリコーゲン量の回復方法の開発に寄与する可能性のあるものであるが、食事のタイミングや運動の強度・時間などを再検討する必要がある。

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究の結果は、新たな観点からの効率的な筋グリコーゲン量回復の方法を提示できる可能性のあるものである。多くの競技現場では1日2回の練習や連日の試合などが実施されており、効率的にリカバリーを促進することが求められる。中でも筋グリコーゲン量の回復は持久系競技種目においては重要である。筋グリコーゲン量が低下した状態での運動はトレーニング自体の質の低下や運動後の筋損傷の増大など多くの点が懸念される。その一方で、運動後の食欲の低下や胃腸障害等、限られた時間で筋グリコーゲン量を十分に回復するのは難しい場合もある。したがって、本研究の結果がこのような競技現場の問題点の解決に寄与する可能性が考えられる。

報告書

(5件)
  • 2022 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2021 実施状況報告書
  • 2020 実施状況報告書
  • 2019 実施状況報告書

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公開日: 2019-09-03   更新日: 2024-01-30  

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