研究分担者 |
高橋 美和子 国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構, 放射線医学総合研究所 先進核医学基盤研究部, 主幹研究員(任非) (00529183)
寅松 千枝 東京女子医科大学, 医学部, 助教 (90421825)
KANG HANGYU 国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構, 放射線医学総合研究所 先進核医学基盤研究部, 研究員(任常) (90824467)
田久 創大 国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構, 放射線医学総合研究所 先進核医学基盤研究部, 博士研究員(任常) (60796473)
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配分額 *注記 |
18,460千円 (直接経費: 14,200千円、間接経費: 4,260千円)
2022年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
2021年度: 7,800千円 (直接経費: 6,000千円、間接経費: 1,800千円)
2020年度: 7,280千円 (直接経費: 5,600千円、間接経費: 1,680千円)
2019年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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研究実績の概要 |
本研究のゴールは、がん診断・治療の発展に貢献する日独間国際共同研究を実施することにより、日本の強みであるPET物理研究を発展させることである。具体的には、ミュンヘン大学Katia Parodi教授のSIRMIOプロジェクトに参加し、陽子線治療ビーム照射とPET分子イメージングが同時にできる小動物実験プラットフォームの共同開発を進めた。2年目となる2020年度は、昨年度開発したDOI検出器技術を応用する複数の研究テーマを実施した。まず、小さなターゲットに粒子線ビームを照射する技術として、光学カメラにより粒子線ビームのエネルギ広がりを可視化する方法を確立した(Han Gyu Kang, et al., PMB 235002, 2020/18H05967との合同成果)。次いで、実際の生体におけるビーム停止位置を可視化するためのOpenPET装置を開発し(Hideaki Tashima, et al., TRPMS, in press)、光学カメラとOpenPETで結果が整合することを検証した(Akram Mohammadi, et al., PMB 125006, 2020/17K09076との合同成果)。そして、粒子線ビーム可視化と分子イメージングが同時にできる独自装置「whole gamma imaging (WGI)」を開発した(Eiji Yoshida, et al., PMB 125013, 2020/18K19949および20H00671との合同成果)。WGI用画像再構成法を開発し、分子イメージング性能を実証した(Hideaki Tashima, et al, PMB 225038, 2020/18K19949, 20H00671, 20H05667および20K12683との合同成果)。なお、本研究は2020年度途中で中止し、続きは基盤研究(S)にて行うことになった。
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