研究課題/領域番号 |
19KK0338
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研究種目 |
国際共同研究加速基金(国際共同研究強化(A))
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分07010:理論経済学関連
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研究機関 | 早稲田大学 |
研究代表者 |
濱野 正樹 早稲田大学, 政治経済学術院, 教授 (20711089)
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研究期間 (年度) |
2020 – 2023
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研究課題ステータス |
完了 (2023年度)
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配分額 *注記 |
15,210千円 (直接経費: 11,700千円、間接経費: 3,510千円)
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キーワード | 参入・退出 / 企業の異質性 / 家計の異質性 / 動学的一般均衡 / 関税政策 / 金融制約 / 人口動態 / 開放経済 |
研究開始時の研究の概要 |
本国際共同研究は、家計・企業におけるミクロレベルでの異質性を明示的に考慮し、その動学的一般均衡的帰結を理論モデルにおいて、あるいはビッグデータを用いて探求するものである。具体的に以下の密接に関連する5つの異なるテーマ、 A)『異質な家計とマクロ動学』、B)『金融政策と異質な企業』、C)『金融制約と異質な企業』、D) 『貿易ショックと輸出財の種類、品質の変化』、E)『自然災害と地域間扶助』から構成される。研究代表者はすでにリヨン、オックスフォード、オスロ、ウィーン、ロンドン、パリの研究者らと強固な研究ネットワークを形成しており、本研究は研究ネットワークをさらに拡大、発展させることも目的とする。
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研究成果の概要 |
本研究では、家計・企業行動に関して、マクロ動学的手法を用い理論および実証研究を行った。ヨーロッパを中心に国際的なコラボレーションを行い、A)『異質な家計とマクロ動学』、B)『金融政策と異質な企業』、C)『金融制約と異質な企業』、D)『貿易ショックと輸出財の種類、品質の変化』、およびE)『自然災害と地域間扶助』といった5つのテーマについて、それぞれ論文を完成させた。また本国際共同研究により、新たな研究課題に取り組むなど研究ネットワークをさらに拡大、発展させるものとなった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
研究成果の学術的、社会的意義は、企業の異質性や家計の異質性が、他のマクロ諸変数とどのようにかかわるかを構造的に明らかにしたことである。金融政策の波及または、関税政策の効果において、企業の異質性が果たす役割や、人口動態について、家計の異質性が果たす役割などがあげられるであろう。
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