本研究では、University of KentのApplied Optics Groupとの国際的な連携協働によって生体組織や細胞祖機内の俊敏な動きを内部構造と共に可視化する光計測技術を創製する。つまり、胚などの生殖細胞の生命活動の指標となる3次元的な振動を高精度に捕らえ定量化する手法を光コヒーレンストモグラフィー(OCT)と呼ばれる光断層撮像技術を基に改良を施し提案・実証する。さらに、本研究で開発した生体内3次元構造全体のナノ振動計測を指向したOCT技術を新たな生殖医療へ応用展開する可能性を模索する。
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