研究課題/領域番号 |
20012001
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研究種目 |
特定領域研究
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配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
生物系
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研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
紙谷 浩之 北海道大学, 大学院・先端生命科学研究院, 准教授 (10204629)
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研究期間 (年度) |
2008 – 2009
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研究課題ステータス |
完了 (2009年度)
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配分額 *注記 |
7,000千円 (直接経費: 7,000千円)
2009年度: 3,500千円 (直接経費: 3,500千円)
2008年度: 3,500千円 (直接経費: 3,500千円)
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キーワード | 腫瘍関連遺伝子 / ゲノム(不)安定性 / 8-hydroxyguanine / 組換え / p53 / Rb |
研究概要 |
1酸化損傷塩基誘発変異への影響評価:8-hydroxyguanine(酸化損傷塩基)を含むオリゴヌクレオチドを合成し精製した。このオリゴヌクレオチドを用いて損傷塩基を部位特異的に含むプラスミドDNAを作製し、様々な腫瘍関連遺伝子をノックダウンした細胞に導入した。その結果、DNAポリメラーゼη及びζ、OGG1、MUTYH、NTH、NEIL1が8-hydroxyguanineによる変異誘発を効果的に抑制していることを見出した。一方、BRCA1、BRCA2のノックダウンの効果は観察されなかった。また、腫瘍関連ヘリカーゼ(WRN、BLM、REQL4)ノックダウン実験においては、REQL4のノックダウンにより変異率が上昇する傾向が見出された。 2酸化損傷ヌクレオチド誘発変異への影響評価:酸化損傷ヌクレオチド8-hydroxy-dGTPを様々な腫瘍関連遺伝子をノックダウンした細胞に導入した。その結果、MTH1、MTH2、NUDT5がヌクレオチドプール中の8-hydroxy-dGTP濃度を低下させて、変異の誘発を効果的に抑制していることを見出した。一方、MUTYHは、8-hydroxy-dGTPが誘発する変異を促進していることが明らかとなった。 3組換え頻度への影響評価:直線化プラスミドを用いる新規組換え頻度評価システムにより、腫瘍関連遺伝子の影響を評価した。その結果、BRCA1、BRCA2のノックダウンの効果は観察されなかった。
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