研究課題/領域番号 |
20014012
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研究種目 |
特定領域研究
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配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
生物系
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
青笹 克之 大阪大学, 医学系研究科, 教授 (30115985)
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研究分担者 |
猪原 秀典 大阪大学, 医学系研究科, 教授 (00273657)
小原 正治 大阪大学, 医学系研究科, 技術職員 (00379257)
高桑 徹也 京都大学, 医学系研究科, 教授 (40244933)
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研究期間 (年度) |
2008 – 2009
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研究課題ステータス |
完了 (2009年度)
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配分額 *注記 |
8,400千円 (直接経費: 8,400千円)
2009年度: 4,000千円 (直接経費: 4,000千円)
2008年度: 4,400千円 (直接経費: 4,400千円)
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キーワード | 鼻腔リンパ腫 / NK / T細胞 / EBウイルス / 農薬 |
研究概要 |
末梢性T/NK細胞腫瘍の一つである鼻腔NK/T細胞リンパ腫は全悪性リンパ腫の2~3パーセントを占める比較的稀なものであるが、その発生には地域差がある。つまりアジア、南米に多く発生し、EBウイルスが腫瘍細胞核内に検出される特有の疾患である。私共の2000~2005年の疫学研究により、本疾患発生と農薬使用との関連が明らかとなった(Int J Cancer 2006)。最近の文献によると農薬とリンパ腫の発生の関連についての報告が従来より多くなされている。又、イタリアからはダイオキシンとリンパ腫の発生についての報告もなされている。そこで農薬のNK細胞活性化機序を検討すべく、NK細胞株について、農薬とEBウイルス活性化の関連を調べることとした。30種以上の農薬を収集し、実験上の至適の農薬濃度の検討から開始し、充分な知見を得ている。そこで農薬の培養NK細胞の増殖促進効果やEBウイルス活性化について調べているが、これまでの所、有意の結果を得ていない。現在はEBウイルスの専門家である大阪大学微生物研究所の安居輝人准教授の指導のもと、実験条件を検討中である。2000~2005年の疫学調査は日本、中国、韓国の東アジア地区で行われたが、生活環境要因の異なると考えられるインドネシアで同様の調査を2006年より開始した。インドネシア大学をはじめインドネシアの6つの国立機関を通じて症例の収集を行いつつある。現在40例をこえる症例のデータを収集している。この検討は現在進行中である。
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