研究課題/領域番号 |
20015011
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研究種目 |
特定領域研究
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配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
生物系
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
北村 俊雄 東京大学, 医科学研究所, 教授 (20282527)
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研究分担者 |
川島 敏行 東京大学, 医科学研究所, 助教 (10306839)
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研究期間 (年度) |
2008 – 2009
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研究課題ステータス |
完了 (2009年度)
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配分額 *注記 |
11,100千円 (直接経費: 11,100千円)
2009年度: 5,500千円 (直接経費: 5,500千円)
2008年度: 5,600千円 (直接経費: 5,600千円)
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キーワード | STAT / 転写因子 / 低分子化合物 / IL6 / 癌 |
研究概要 |
低分子化合物ライブラリーをスクリーニングして同定した2種のSTAT阻害剤RJSI-1とRJSI-2について検討した。RJSI-1は活性化(リン酸化)したSTAT3およびSTAT5の核内移行を阻害することによってSTAT3/5の活性化を抑制する。一方、RJSI-2はSTAT3およびSTAT5のリン酸化、JAK2/1のリン酸化を抑制する。興味深いことにこれら2種の化合物はJAK2をはじめとする10種のキナーゼ(セリンスレオニンおよびチロシンキナーゼ)に対する直接の阻害効果がないことがキナーゼアッセイで確認された。また予備的的実験結果はこれらの化合物がSTAT3/5に対して直接結合しないことを示唆した。これらの結果はRJSI-1およびRJSI-2が新たなメカニズムでSTAT3/5を阻害することを示している。RSJI-1/2は担がんマウスモデルにおいてヒト骨髄腫細胞KMM-1の増殖を抑制することも確認された。現在、RJSI-1およびRJSI-2の改変を企業と共同で行っている。
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