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獲得免疫系起源の研究

研究課題

研究課題/領域番号 20017005
研究種目

特定領域研究

配分区分補助金
審査区分 生物系
研究機関東京大学

研究代表者

名川 文清  東京大学, 大学院・理学系研究科, 講師 (10241233)

研究期間 (年度) 2008 – 2009
研究課題ステータス 完了 (2009年度)
配分額 *注記
8,400千円 (直接経費: 8,400千円)
2009年度: 4,200千円 (直接経費: 4,200千円)
2008年度: 4,200千円 (直接経費: 4,200千円)
キーワード遺伝子再編成 / 抗原受容体遺伝子 / VLR / 無顎類 / 進化 / 獲得免疫 / 獲得免疫系 / ゲノム再編成 / VLR遺伝子再編成
研究概要

本研究課題では、VLR遺伝子再編成がどの様に制御されているかについて調べるため、ヌタウナギのVLR遺伝子(VLR_A及びVLR_B)の再編成をsingle-cell PCRを用いて解析した。その結果、VLR遺伝子は、両方のalleleで再編成を起こすことが可能であること、また、遺伝子再編成によりdefectiveなVLR遺伝子が出来上がる場合があること、functionalな再編成が起こったときには更に再編成が起こらないようにするフィードバック制御が働いていることが示唆された。defectiveな遺伝子がたまたま作り上げられてしまったときには、もう一方のalleleでもう一度再編成を行っている可能性がある。また、ヌタウナギのゲノムの配列を明らかにするために、シークエンスキャプチャー法(Roche Diagnostics)を用いて、germline LRR遺伝子セグメント(VLR_A及びVLR_B合わせて推定約千種、aileleを区別すると2千種)の配列を濃縮し、それらの配列を明らかにすることを試みた。single-cell PCR解析で得られた、多数の再編成後のVLR遺伝子の配列を基に、キャプチャー用アレイを設計・作製し、これを用いてヌタウナギのgermline LRR遺伝子セグメントを濃縮した。用いたヌタウナギのゲノムDNAは上記のSingle-cell PCRで用いたものと同じ個体から抽出したものである。シークエンスキャプチャーによりgermline LRR遺伝子セグメントを約1000倍に濃縮した。キャプチャーされたDNAの配列を決定した。

報告書

(2件)
  • 2009 実績報告書
  • 2008 実績報告書
  • 研究成果

    (5件)

すべて 2010 2009 2008

すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (4件)

  • [雑誌論文] Regulation of antigen-receptor gene assembly in hagfish2010

    • 著者名/発表者名
      Kishishita, N.
    • 雑誌名

      EMBO Reports 11

      ページ: 126-132

    • 関連する報告書
      2009 実績報告書
    • 査読あり
  • [学会発表] Allelic regulation of antigen-receptor gene assembly in hagfish2009

    • 著者名/発表者名
      Kishishita, N.
    • 学会等名
      日本分子生物学会
    • 発表場所
      横浜
    • 年月日
      2009-12-12
    • 関連する報告書
      2009 実績報告書
  • [学会発表] 無顎類における抗原受容体遺伝子の再編成とその制御2009

    • 著者名/発表者名
      名川文清
    • 学会等名
      日本進化学会
    • 発表場所
      札幌
    • 年月日
      2009-09-04
    • 関連する報告書
      2009 実績報告書
  • [学会発表] 無顎類における抗原受容体遺伝子の再編成とその制御2009

    • 著者名/発表者名
      名川文清
    • 学会等名
      日本比較免疫学会
    • 発表場所
      藤沢
    • 年月日
      2009-08-05
    • 関連する報告書
      2009 実績報告書
  • [学会発表] 無顎類抗原受容体遺伝子における体細胞高頻度突然変異2008

    • 著者名/発表者名
      高場啓之
    • 学会等名
      日本分子生物学会・日本生化学会
    • 発表場所
      神戸
    • 年月日
      2008-12-19
    • 関連する報告書
      2008 実績報告書

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公開日: 2008-04-01   更新日: 2018-03-28  

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