研究課題/領域番号 |
20033026
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研究種目 |
特定領域研究
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配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
理工系
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研究機関 | 生理学研究所 |
研究代表者 |
南部 篤 生理学研究所, 統合生理研究系, 教授 (80180553)
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研究期間 (年度) |
2008 – 2009
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研究課題ステータス |
完了 (2009年度)
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配分額 *注記 |
10,700千円 (直接経費: 10,700千円)
2009年度: 5,300千円 (直接経費: 5,300千円)
2008年度: 5,400千円 (直接経費: 5,400千円)
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キーワード | 大脳基底核 / 随意運動 / 運動制御 / 大脳基底核疾患 |
研究概要 |
大脳皮質からの情報は、大脳基底核で処理された後、視床を介して再び大脳皮質に戻るというようにループ回路をなしている(大脳皮質-大脳基底核ループ)。大脳基底核の神経回路は、良く知られている直接路(大脳皮質-線条体-淡蒼球内節路)、間接路(大脳皮質-線条体-淡蒼球外節-視床下核-淡蒼球内節路)以外に、ハイパー直接路(大脳皮質-視床下核-淡蒼球内節路)があり、これらの3経路が、大脳基底核の出力核である淡蒼球内節の活動を変化させることにより、随意運動をコントロールしていると考えられる。大脳基底核が障害されると、パーキンソン病やジストニアなどの大脳基底核疾患において見られるように、随意運動の遂行が困難になる。これらの疾患の病態は、3経路を介した活動性のバランスが崩れることで、ある程度、説明がつく。一方、このような大脳基底核疾患において、大脳基底核の一部を小さく壊したり高頻度連続刺激を加えたり(脳深部刺激療法)すると、諸症状が改善されるが、そのメカニズムには不明な点が多い。
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