研究課題/領域番号 |
20054014
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研究種目 |
特定領域研究
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配分区分 | 補助金 |
審査区分 |
生物系
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
白根 道子 九州大学, 生体防御医学研究所, 准教授 (90398082)
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研究分担者 |
中山 敬一 九州大学, 生体防御医学研究所, 教授 (80291508)
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研究期間 (年度) |
2008 – 2010
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研究課題ステータス |
完了 (2009年度)
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配分額 *注記 |
5,200千円 (直接経費: 5,200千円)
2009年度: 2,600千円 (直接経費: 2,600千円)
2008年度: 2,600千円 (直接経費: 2,600千円)
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キーワード | 神経細胞分化 / 神経管形成 / 神経疾患 / 小胞膜輸送 / タンパク質複合体 / Protrudin / FKBP38 / Rab |
研究概要 |
本研究では、Protrudin-FKBP38-Rab複合体による小胞膜輸送制御機構と、神経発生、神経機能調節における作用機序を解明することを目的としている。特に神経細胞の分化、移動、構築、機能制御に焦点を当て、膜シャペロンタンパク質FKBP38と膜輸送制御タンパク質ProtrudinによるRab-GTPaseファミリーの制御機構を解明する。特に、Rab-cycleの時空間的な調節機構について解析する。そして、ヒトの二分脊椎などの神経形成不全や遺伝性痙性対麻痺などの神経疾患の病因への関与を解明し、さらに治療への応用を目指している。 本年度は、Protrudin結合脂質スルファチドについて、神経細胞樹状突起スパインへの関与を調べた。さらに、シナプス結合への関与を解析した。 またProtrudinノックアウトマウスを作製した。そして、神経疾患との関係について解析した。スルファチド欠損マウスと神経科学的な異常について比較した。
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