研究課題
新学術領域研究(研究課題提案型)
研究開始前、リポソーム内部に分子コンピュータRTRACSを内蔵した複合システムを構築することに成功していた。この複合システムに、外部から入力分子を膜透過させる機能をもった分子アンブレラ(DNA-コール酸連結分子)を開発し、通常ではほとんど膜透過しないオリゴDNA/RNA分子を膜透過させることに成功した。リポソーム型DDSを生体に応用する場合、リポソームは多様なストレスを受けて不安定化される。そこで、極限環境である、高温かつ激しい対流が起こる過酷な条件にあえてリポソームを晒し、その安定性を検討した。その結果、PCR条件(max 94℃)でも二分子膜はバリア能を保持することを見出した。また、DDSに有利なジャイアント・ユニラメラ・ベシクル(GUV)を、生理的塩濃度かつオイルフリー条件で構築できる新規GUV調製法の開発に成功した。
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