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神経新生のin vivoイメージング技術の開発と、その幹細胞療法への応用

研究課題

研究課題/領域番号 20200014
研究種目

新学術領域研究(研究課題提案型)

配分区分補助金
研究分野 神経化学・神経薬理学
神経内科学
研究機関浜松医科大学

研究代表者

植木 孝俊  浜松医科大学, 医学部, 助教 (60317328)

研究分担者 岩田 泰秀  浜松医科大学, 医学部附属病院, 講師 (10285025)
古川 弘  浜松医科大学, 医学部, 助教 (20209167)
山本 茂幸  浜松医科大学, 子どものこころの発達研究センター, 助教 (10382201)
研究期間 (年度) 2008 – 2010
研究課題ステータス 完了 (2010年度)
配分額 *注記
31,850千円 (直接経費: 24,500千円、間接経費: 7,350千円)
2010年度: 10,400千円 (直接経費: 8,000千円、間接経費: 2,400千円)
2009年度: 10,400千円 (直接経費: 8,000千円、間接経費: 2,400千円)
2008年度: 11,050千円 (直接経費: 8,500千円、間接経費: 2,550千円)
キーワード神経新生 / 幹細胞療法 / in vivoイメージング / PET / 精神・神経疾患
研究概要

22年度では、21年度に引き続き、in vivo蛍光イメージング装置およびpositron emission tomography (PET)を用いて、神経幹細胞の成体サル脳内における動態をin vivoで可視化するための神経幹細胞特異的な標識技術の開発を行った。ここでは、神経幹細胞特異的に賦活されるnestinプロモーター/エンハンサーを、カニクイザルBACライブラリーよりクローニングし、その下流に緑色蛍光タンパク質(EGFP)、あるいはアミノ酸トランスボーター遺伝子を挿入したレンチウィルスベクターを構築することで、感染神経幹細胞において特異的にそれらタンパク質を発現するレンチウィルスを調製した。それを、ラット胎仔海馬歯状回より初代培養した神経幹細胞に感染させ、当該神経幹細胞を成獣ラット脳室下帯に移植した後に、in vivo蛍光イメージング装置およびpositron emission tomography (PET)を用いて、生体脳内における移植神経幹細胞の増殖・遊走をin vivoで検出画像化することを行った。本技術により、さらに、ほ乳動物成体脳内に内在する神経幹細胞のin vivoイメージングを行うことが可能である。22年度には、次に、脳内において神経幹細胞の細胞膜で特異的に発現するCD133受容体様膜タンパク質に結合するリガンドタンパク質の検索をCDファミリータシパク質への結合活性を有するリード化合物ライブラリーより、蛍光相関分光法(FCS)を用いて探索することで、CD133に結合するリガンド候補ペプチドを新規に同定した。これらペプチドは、今後、神経幹細胞の脳内動態をPETで解析するためのトレーサー前駆体の創出に有用であり、これまでに血液脳関門透過能を持つペプチドを付加することにより、当該トレーサー前駆化合物の脳への送達を確認した。

報告書

(3件)
  • 2010 実績報告書
  • 2009 実績報告書
  • 2008 実績報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて 2010 2008

すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (1件)

  • [雑誌論文] Perinatal asphyxia reduces dentate granule cells and exacerbates methamphetamine-induced hyperlocomotion in adulthood2008

    • 著者名/発表者名
      Tomoyasu Wakuda, et.al.
    • 雑誌名

      PLoS ONE 3(電子出版)

    • 関連する報告書
      2008 実績報告書
    • 査読あり
  • [学会発表] γセクレターゼ酵素活性依存性分子機能プローブの創出と、そのアルツハイマー病診断への応用2010

    • 著者名/発表者名
      植木孝俊
    • 学会等名
      第33回神経科学大会
    • 発表場所
      神戸コンベンションセンター(兵庫県)
    • 年月日
      2010-09-03
    • 関連する報告書
      2010 実績報告書

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公開日: 2008-04-01   更新日: 2018-03-28  

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