研究課題/領域番号 |
20200031
|
研究種目 |
新学術領域研究(研究課題提案型)
|
配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
機能生物化学
応用ゲノム科学
|
研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
中西 洋一 名古屋大学, 生命農学研究科, 助教 (60362290)
|
連携研究者 |
前島 正義 名古屋大学, 大学院・生命農学研究科, 教授 (80181577)
藤原 徹 東京大学, 農学生命科学研究科, 教授 (80242163)
新美 友章 名古屋大学, 大学院・生命農学研究科, 助教 (30377791)
|
研究協力者 |
中西 華代 名古屋大学, 学術振興会RPD
瀬上 紹嗣 名古屋大学, 大学院・生命農学研究科, 大学院生
三上 俊之 名古屋大学, 大学院・生命農学研究科, 大学院生
佐古 建志 名古屋大学, 大学院・生命農学研究科, 大学院生
前田 道子 名古屋大学, 大学院・生命農学研究科, 大学院生
幡谷 恵莉子 名古屋大学, 農学部, 学部学生
今井 悠 名古屋大学, 農学部, 学部学生
飯田 俊太郎 名古屋大学, 農学部, 学部学生
川嶋 輝美 名古屋大学, 農学部, 学部学生
佐藤 世理 名古屋大学, 技術補佐員
|
研究期間 (年度) |
2008 – 2010
|
研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
|
配分額 *注記 |
31,460千円 (直接経費: 24,200千円、間接経費: 7,260千円)
2010年度: 10,270千円 (直接経費: 7,900千円、間接経費: 2,370千円)
2009年度: 10,270千円 (直接経費: 7,900千円、間接経費: 2,370千円)
2008年度: 10,920千円 (直接経費: 8,400千円、間接経費: 2,520千円)
|
キーワード | 膜輸送と輸送タンパク質 / 機能ゲノミクス / 微量元素 / 膜輸送 |
研究概要 |
植物細胞には宇宙を構成するほぼ全ての元素が含まれるが、それらを外界と細胞内で出し入れする膜輸送体の実体は不明なものが多い。一方、モデル植物シロイヌナズナのゲノムには膜輸送体をコードすると予想される遺伝子が約1,400存在するが、それらの多くは機能不明である。我々は新たな膜輸送体を発見する手段として、候補遺伝子の総当たり発現解析が有効と考え、候補遺伝子のクローニングと発現解析系の確立を進めた。結果的に、全ゲノムの98%にあたる1,380種類の候補遺伝子のクローン化ライブラリを完成させた。また、候補遺伝子を絞った発現機能スクリーニングが膜輸送体発見の強力な手段になりうることも検証した。中間段階で試験的に作出した酵母発現ライブラリ、植物発現ライブラリを重金属耐性より重金属元素(Mn,Ni,Zn,Cd)耐陸に関わる新規の候補分子5種を見出している。また、生物を生かしたまま、特定の元素(Mo)や、広範な元素(遷移元素)の量の変化を見積もるための技術開発を進めた。
|