研究課題/領域番号 |
20200039
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研究種目 |
新学術領域研究(研究課題提案型)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
放射線科学
生物分子科学
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研究機関 | 鳥取大学 |
研究代表者 |
栗政 明弘 鳥取大学, 大学院・医学系研究科, 准教授 (80343276)
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研究分担者 |
丹羽 太貫 放射線医学総合研究所, 重粒子医科学センター, 副センター長 (80093293)
岡安 隆一 放射線医学総合研究所, 重粒子医科学センター, グループリーダー (50356135)
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研究期間 (年度) |
2008 – 2010
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研究課題ステータス |
完了 (2010年度)
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配分額 *注記 |
31,590千円 (直接経費: 24,300千円、間接経費: 7,290千円)
2010年度: 7,540千円 (直接経費: 5,800千円、間接経費: 1,740千円)
2009年度: 11,570千円 (直接経費: 8,900千円、間接経費: 2,670千円)
2008年度: 12,480千円 (直接経費: 9,600千円、間接経費: 2,880千円)
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キーワード | 放射線治療生物学 / 分子標的創薬 / DNA修復 / RNA工学 / 生理活性物質 / RNAアプタマー / タンパク質リン酸化 / 癌治療 |
研究概要 |
DNA-PKcs、ATM、ATRなどのDNA修復に関わるプロテインキナーゼの活性を阻害すると放射線高感受性になる事が知られ、これまでに数多くの阻害剤がスクリーニングされ、新たな抗がん剤が開発されつつある。一方、これらプロテインキナーゼはそれ自身がリン酸化されることにより活性化するため、RNA 工学技術を用いてリン酸化プロテインキナーゼを阻害するRNAアプタマー分子を作製し、分子標的創薬として新しいがん放射線治療増感剤の開発を目指してきた。本研究では、SELEX法を用いてDNA-PKcsのリン酸化クラスター部位に対するRNAアプタマーの作製を試みた。それらの配列を次世代シークエンスで調べ、DNA-PKcsと特異的に認識するであろうRNA 候補分子を複数個選別した。これらをU2OS細胞内にトランスフェクションして放射線感受性を検討し、その結果放射線感受性を増幅させるものの存在を確認した。
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