配分額 *注記 |
30,810千円 (直接経費: 23,700千円、間接経費: 7,110千円)
2010年度: 9,360千円 (直接経費: 7,200千円、間接経費: 2,160千円)
2009年度: 10,270千円 (直接経費: 7,900千円、間接経費: 2,370千円)
2008年度: 11,180千円 (直接経費: 8,600千円、間接経費: 2,580千円)
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研究概要 |
ジアゾカルボニル化合物より発生させた環状カルボニルイリドのルイス酸触媒不斉付加環化反応において,ジアゾ基質一般性に関する汎用性を大きく広げ,例えば,ピロリジン環を有するジアゾ基質を用いる不斉付加環化に成功し,合成的応用として(+)-Tashirominineの不斉全合成を達成した.ジアゾイミン誘導体から発生させた環状アゾメチンイリドの不斉付加環化反応においても,高いレベルの不斉誘起を可能にした.また,研究室で独自に開発したキラルNi(II)錯体がニトリルオキシド,ジアゾエステル,環状イリドの不斉付加環化に効果的に働く汎用性の高い触媒であることを明らかにした.
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